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子供の近視が右肩上がりで増加しています!
子供の近視が増加しているそうです。
眼鏡の子供が多いことは、普段の生活でも感じていました。
実際の文部科学省のデータ(学校保健統計調査)を見てみますと、
小学生の32%、中学生の56%、高校生の62%が裸眼視力1.0未満となっています。
私の子供頃の昭和50年代と比べると2倍弱増加しています!
小学生の3人に1人は、近視になっています。
都内の子供達はもっと多いです!
さらに驚くデータがあります。
都内の子供達はもっと多いそうです。
慶応義塾大学医学部の坪田教授の研究では、都内の小学生の76.5%、中学生の94.9%が近視であるとの調査結果を発表しています。
この数字は、文部科学省(全国数値)の約2倍となっています。
なぜ、都内の子供はこんなに多いのでしょうか?
一方で、オーストラリアのシドニーの小学生は、3.3%とかなり少ないそうです。
この違いは何から生まれているのでしょうか?
私は、単純にゲームやスマホに依存している子供が日本、特に、東京に多いのが原因かと想像しました。
しかし、そういう原因ではないそうです。
2016年12月に慶応義塾大学の研究チームは「太陽光」に関係があると初めて発表しました!
慶應義塾大学医学部の研究チームは、「太陽光」に含まれる「バイオレットライト」が近視の進行をおさえる可能性があると発表されました。
バイオレットライトとは、 (下図の引用先:こどもの近視情報サイト)
太陽光には豊富に含まれていますが、屋内で使われる蛍光灯やLEDライトにはほとんど含まれていません。
つまり、シドニーの子供は外で太陽光を浴びる時間が長いので、近視が少ないようです。
逆に、都内の子供達は、日本全国の子供達に比べて、太陽光を浴びている時間が短いために、近視の子供が2倍となっています。
何時間ぐらい太陽光を浴びればいいの?
発表によると太陽光を2時間以上、浴びることで近視の進行をおさえることができるそうです!
私が子供の頃は、小学校から帰宅した後、外で遊んでいたので、2時間以上は楽に太陽光を浴びていました。
しかし、今の子供達を考えると学校から帰った後、外で遊んでいる子供を見かけることが少ないと感じます!
塾や習い事が多いこともあるでしょうし、家の中で遊ぶゲームなどが多いこともあるでしょう。
それに加えて、スマホやLEDのブルーライトの悪影響などもあり、今の子供達は非常に近視となりやすい心配な環境下だと言えます。
また、最近では近視が進行して視覚障害(失明リスク)になる人が増えているとも言われています。
対策としては「太陽光」を取り入れる部屋作りも1つではないでしょうか?
子供の目のために、積極的に「太陽光」を取り入れる部屋作りもありだと思います。
子供部屋には、スカイライトチューブや天窓は効果的だと思います。
上の写真はスカイライトチューブです。
上の写真は天窓です。
昔のように、外遊びをする習慣に日本全体が変わればいいのですが、おそらく無理だと思います。
そのため、家に居ながら「太陽光」を浴びるような工夫です。
LEDライトの明かりではなく、「太陽光」の明かりのもとで勉強やゲームなどができる子供部屋はいかがでしょうか?
屋根から子供部屋へ「太陽光」を取り入れ、子供の目を守りましょう!
ポイントまとめ
・子供の近視が増えている
・屋外で2時間以上「太陽光」を浴びることで、進行がとまる
・屋根から子供部屋へ「太陽光」もあり
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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