ガラス瓦ってなに?
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「透明な瓦が屋根にあるけど、あれはなんですか?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:ガラス瓦ってなに? ~Q064~
A:透明なガラス製の瓦。屋根から採光を採るために使用する瓦。粘土瓦と同じ形状になっているので、屋根の一部分だけ、ガラス瓦を施工することができる。ガラス瓦の材質はホウケイ酸ガラスとなっていて、理化学機器や耐熱食器などに用いられるガラスで、低膨張・高透過率が特長。強く、光を透過しやすい瓦である。
採光用のガラス製瓦
形状は通常の瓦と同じです。
通常の瓦と並べてもサイズはピッタリです。
重なり部分を見ると下の瓦が完全に見えるので、透明具合がよくわかります。
屋根施工のイメージ図です。
傾斜天井の屋根を開口して、透明な野地板を取付、最終的にガラス瓦を設置します。
天窓に比べて、大きな屋根での採光には適しています。
瓦屋根専用の工法
瓦専用の工法になっています。
瓦の種類は、日本瓦以外にも平板瓦、S形瓦が準備されています。
歴史も古く、30年以上の実績があります。
築25年のガラス瓦はこんな感じです。
全く劣化していないですね。
留め付けもしっかりしていて、動きませんでした。
ガラスは乳濁・変色なども発生していません。
室内側はこんな感じとなります。
和風のイメージとなっていて、障子越しの採光デザインとなっていました。
電気を消し忘れているような錯覚となりました。
結構、明るかったですよ~!
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