屋根のメンテナンス
ふと、歩いていたら、屋根のメンテナンスの大切さについて、気付きを得ました。
道路際に、2階屋根よりはるかに大きい立派な樹木がありました。トトロの木のようでした。
立派な木が気になり、よく観察しましたら、屋根にも目がとまりました。
赤丸の部分は、樹木から落ち葉・枝が樋や瓦表面に堆積していました。
特に、樋は排水ができないと壁の雨漏りの原因にもなります。
樹木の下まで行くと、2階建ての土蔵がありました。
土蔵はかなり朽ちていました。
赤丸は軒瓦とケラバ瓦が脱落していました。
青丸は土壁に漆喰仕上げだった部分がはがれ、浸食されていました。
その下の木部(下見板)は何とか形になっていました。
鬼瓦の部分は左に傾いていました。
昨日の100年住宅と比べますと、屋根・壁ともは土構造で同じなのですが、メンテナンス(維持管理)を行うことが、建物自体の寿命を延ばすことに繋がるとよくわかります。
この土蔵も定期的に、漆喰を塗っていれば、壁部が浸食されることもなく、屋根も落下しなかったと思われます。
この樹木の下に漆喰仕上げの土蔵がありますと、街のイメージを上げる風景になったと思います。残念ですね。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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