屋根・壁の取り合い部からの雨漏り事例を説明します。
2階のサッシ上部から雨漏りとのことです。確認した所、サッシ上部のビス孔からポタ、ポタと雨漏りがしていました。
赤丸のビスから雨漏りしていました。以前から大雨のときに、サッシ下が濡れていたそうです。普通の雨では、雨漏りは起きないとのことでした。
外を確認したところ、サッシ上部のモルタル壁は軒の出がない構造となっています。直接、壁が雨掛かりしています。さらに、赤丸の部分は、軒先と壁の取り合い部にもなっていました。
丁度、大雨のときに撮影した写真ですが、赤丸の壁際の瓦から雨が流れる量は、それ以外の瓦から流れる量と比較すると5倍程度多いように見えます。このように大量の雨がこの部分に集まるため、軒先と壁の取り合い部はもっとも雨漏りしやすい部位の一つと言われています。
雨漏りしやすい?軒の出がないモルタル壁と?軒先と壁の取り合い部という2大要素が重なった建物ですが、補修をして雨漏りしないようにしたいと思います。
また、補修などの進展がありましたら、詳しく説明いたします。(#⌒∇⌒#)ゞ
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