屋根瓦は在庫があります。代替品もありますので、お問い合わせください。

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    昨日の朝日新聞デジタルに、
    台風15号の被災地の復旧の遅れが記事となっていました。
    その中で、「瓦の製造が間に合っていない」と誤報されていました。
    そんなことはありませんので、ご紹介します!

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屋根瓦は在庫があります。お問い合わせください。

台風15号での復旧が遅れている千葉県館山市、南房総市、鋸南町の皆様には、大変ご心労のことと思います。

少しでも復旧が早まるように、瓦に従事するものとして、できることをお手伝いしていきます。

昨日の朝日新聞デジタルの記事について

昨日の朝日新聞デジタルにおいて、

台風15号、壊れたままの被災住宅 千葉南部、業者不足

9月の台風15号の暴風雨で被害が集中した千葉県南部の館山市、南房総市、鋸南町で、壊れた住宅の修理費の補助申請が計約5500件あった一方で、支給は計32件にとどまっていることが3市町への取材でわかった。

引用:朝日新聞デジタル (https://www.asahi.com/articles/ASMDR72GQMDRUDCB011.html?iref=pc_extlink)

補助申請の約0.6%としか、支給がされておらず、復旧工事が遅れていると記事がありました。

業者不足によるものだと原因をあげていました。

また、最後に、

後継ぎ不足で廃業する瓦職人も相次ぎ、瓦の製造が間に合っていない

と記載されていました。

 

11月末に瓦業界として、2回目の調査を行いました。

私は、11月末に瓦業界の調査員として、千葉県南部に入りました。

現地の工務店さんや愛知県から応援に入っている瓦工事業者さんに現状のヒアリングをさせていただきました。

その時の内容と記事の内容が異なっているので、ご紹介します。

復旧が遅れている要因

そこでは、職人不足以上に、問題となっている指摘がありました。

・台風が連続したこと、養生したブルーシートが飛散して、2次被害が発生

・ブルーシートが屋根全体を覆っているため、保険用の見積をするにも、ブルーシートが邪魔となっている

・罹災証明・保険申請・補助金申請等の書類が多く、復旧作業の妨げになっている

・火災保険の業務も遅れている

 

つまり、復旧工事に入る前の処理が遅れているとのことでした。

また、

・瓦は問題なく入って来ている

・葺き替え現場で、捨てる瓦をリユースで別の瓦屋根の補修に使用している

とのことでした。

鋸南町の写真を確認しました。

9月中(1回目の調査)の鋸南町の様子です。

写っている瓦屋根の瓦は、すべて愛知県では在庫があります。

また、まったく同じ色でなければ、似たような瓦で補修は可能です。

廃盤の瓦屋根でも、補修可能です!

例えば、上の写真は50年前の塩焼き瓦(現在は廃盤)です。

同じ瓦はありませんが、現在の釉薬瓦を使って屋根を葺くことは可能です。

上の写真は、50年前の廃盤の瓦の補修を現在の瓦で行った瓦屋根です。

雨漏りする心配もない瓦屋根として、復旧しました。

他にも、

70年前の瓦屋根を現在の瓦で補修することもできます。

つまり、「瓦の製造が間に合っていない」という朝日新聞デジタルの記事は明らかに誤認しています。

 

もちろん、廃盤の屋根材で困っている方もいます。

もちろん、廃盤の屋根材で、数枚の補修ができなくて、困っている方もいらっしゃいます。

とくに、セメント製の屋根材の多くが廃盤となっています。

弊社にも、「モニエル瓦」「セメント瓦」「コンクリート瓦」という呼び方で、セメント屋根材のお問い合わせをいただきます。

数枚なら、探してお送りすることもしております。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

「モニエル瓦って、手に入りますか?」 【お問い合わせ】 なんとかゲットしました!

 

ポイントまとめ
・千葉県の復旧が進むように、引き続きお手伝いしたい。
・瓦の製造は間に合っているので、お問い合わせください。
・廃盤の屋根材を探すこともできますので、お問い合わせください。

 

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神清からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

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私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。

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