工事の概要
屋根材:パミールS ⇒ コロニアルグラッサ
工期:1週間
築年数:20年(2回目)
パミール屋根とは?こんな特徴があります。
パミールは分類するとスレート屋根の仲間になります。
パミール屋根が大きく問題になっているのは、パミール自体のはがれが発生するからです。
どんな感じの屋根かといいますと、
スレート屋根材の表面が波打っているように見えます。
これがパミールの特徴で、早ければ築6年程度で、徐々に発生してしまうのです。
アップで見てみると、
このようにパミールの端部がはがれています。
パミール自体も数種類あり、上の写真はパミールS和瓦調(厚み6mm)というタイプですが、レアなパミールとなります。
パミールの種類としてはその他にも、パミールA、パミールMなどもありますので、自宅の屋根が不安な方は、お問い合わせください。
パミール屋根を葺き替える
古いパミール屋根をめくる
パミール屋根をめくります。
パミールは他の屋根材に比べて、水分を極端に多く含む性質があります。
そのため、めくってもみると、くぎやステープルが錆びています。
錆びたくぎに関しても、日経ホームビルダーでは記事を紹介しています。
「スクープ」下請けのくぎかニチハの屋根材か、落下原因巡り6年超の裁判
このような性質は屋根にとっては、いろいろとマイナスになるため、弊社ではカバー工法ではなく、葺き替えを推奨しています。
新しい防水シートをはる
防水性の高い改質アスファルトルーフィングを施工します。
コロニアルグラッサを葺く
新しくコロニアルグラッサを葺きます。
完成するとこんな感じです。
壁際などの取り合い部を考えると同じスレート屋根で、葺き替えることが費用的には安価となります。
お客様にとっては、予想外に早く、メンテナンス費用が発生することになります。
なるべく、安価にというご要望には、スレート屋根の葺き替えをおススメしています!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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