工事の概要
賃貸物件の屋根メンテナンス シート防水をガルバリウム鋼板でカバーしました。
工期:7日間
築年数:約20年
賃貸物件の屋根メンテナンス
賃貸物件の屋根メンテナンスについてご相談いただきました。
伺ってみると3階建てのRC造で屋根はシート防水の傾斜屋根でした。
今後の屋根メンテナンスも含めて、コストパフォーマンスの高い仕様をご提案しました。
シート防水の表面にウレタン防水を10年毎に行うよりもしばらくメンテナンスしないように屋根の設置をオススメしました。
瓦屋根とガルバリウム鋼板屋根を提案して、ガルバリウム鋼板屋根でのカバー工法でメンテンナンスすることになりました。
傾斜屋根ですと屋根材を施工すれば安心ですね。
簡単に、屋根メンテナンス工事の様子をご紹介します!
工事内容
工事前
傾斜屋根でシート防水となっていました。
工事中
足場を設置しました。
屋根下地を造ります。
シート防水の上にたるきを留め付けます。
たるきの上に野地合板を設置して屋根下地を造ります。
ここからは通常の屋根工事となります。
屋根の防水シートである改質アスファルトルーフィングを施工します。
ガルバリウム鋼板屋根は立平葺きとし長尺物なので、クレーンを使って屋根に荷揚げします。
ガルバリウム鋼板屋根・立平葺きは水上から水下まで1枚物を連結しています。
立平葺きはビス留めでしっかりと野地合板に設置します。
屋根面が上がる分だけ軒先水切りを長くします。
軒先は雨樋に入るように出を調整しています。
工事のビフォーアフター
工事前
工事後
緩勾配のシート防水の屋根メンテナンスをご紹介しました。
シート防水ですと10~15年がメンテナンスサイクルとなりますので、ランニングコストがかかります。
メンテナンスコストを考えるとはじめから屋根材を施工した方が安価となります。
賃貸物件の場合、使用期間が長期となりますのでガルバリウム鋼板屋根に葺き替えされることもオススメです。
屋根勾配がもう少し急になると瓦屋根も設置することも可能です。
瓦屋根の場合は、その後のメンテナンスがほとんどかからないのでより経済的と言えます。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。