工事の概要
屋根シート防水からの雨漏り ガルバリウム鋼板屋根で補修
工期:7日間
築年数:約20年
賃貸アパートの屋根防水からの雨漏り ガルバリウム鋼板カバー工法で補修
賃貸物件の最上階・天井からの雨漏りに対してご相談をいただきました。
伺ってみると軒天は雨染みで変色していて、屋根からの雨漏りでした。
賃貸物件の天井には染みがありました。
屋根に上がってみると傾斜屋根のシート防水となっていました。
シート防水にはき裂が入っていて、部分的に劣化していました。
今後のメンテナンス費も考えて、防水での補修ではなくガルバリウム鋼板のカバー工法での補修を行いました。
ガルバリウム鋼板の立平葺きは0.5寸勾配以上で施工可能なので、ほとんどの賃貸物件の傾斜屋根には対応可能です。
簡単に、雨漏り修理の様子をご紹介します!
工事内容
雨漏り状況
3階の天井から雨漏りするとのことでした。
シミ部分の天井を開口してみると野縁にも雨水痕がありました。
建物の外部から軒天を確認すると軒天にもシミがありました。
下の階の軒天と比べて、最上階の軒天は黒ジミが発生していて屋根からの雨水浸入を推測しました。
雨漏り調査
屋根に上がって状態を確認しました。
傾斜屋根にシート防水が施工されていました。
シート防水のつなぎ目部分にき裂を確認しました。
雨漏りの原因としてはき裂部からの雨水浸入でした。
つなぎ目を補修することも可能ですが、シート防水では今後も定期的にメンテナンスが必要です。
今後のメンテナンス費を考えて、ガルバリウム鋼板の立平葺きで改修することになりました。
雨漏り修理
シート防水の上に傾斜屋根用の防水シートを設置しました。
立平葺き屋根は一面を1本物とします。
長尺屋根材をクレーンで屋根に上げます。
立平葺きは下地に直接ビス留めします。
水上側は板金の端部を加工して立ち上げます。
棟芯に下地木材を設置します。
棟板金を設置して完成です。
賃貸物件の室内はシミのある部分を補修しました。
天井ボードの裏側には雨染みを確認しました。
室内を復旧して雨漏り修理の完成です。
工事のビフォーアフター
工事前
工事後
賃貸物件の雨漏り補修は部分補修・大規模改修の2パターンで検討されることをオススメします。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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