工事の概要
瓦屋根からの雨漏り 補助制度を活用した瓦屋根耐風診断・改修
工期:14日間
築年数:約40年
瓦屋根の脱落被害を防ぐための補助制度活用工事
「築40年で屋根から雨漏りした。」とご相談いただきました。
伺ってみると瓦屋根の棟部から雨漏りしていました。
併せて、瓦屋根全体の点検をしたところ、土葺き屋根となっており旧工法でした。
瓦屋根の補助制度を説明し、書類を作成して申請を行いました。
まだ、採択枠が残っており、運よく補助制度に採択されました。
そこで、部分的な雨漏り修理ではなく、屋根全体をF形瓦で葺き替えしました。
新しい告示基準通りに瓦の留め付けを行い、巨大台風や地震でも被害が発生しにくい安全・安心な屋根となりました。
補助制度によって、お客様も思い切って葺き替えを決断されました。
簡単に、瓦屋根の葺き替えの様子をご紹介します!
雨漏りの状況
雨漏り箇所
瓦屋根の棟部からの雨漏りでした。
真上は瓦屋根で、棟部にはコーキング補修が行われていました。
瓦屋根からの雨漏りはコーキングでは直りません。
工事内容
工事前
瓦屋根耐風診断を行いました。
新告示基準での葺き替えの内容で申請して、補助制度に採択されました。
工事中
既存の瓦・葺き土を撤去しました。
既存の野地板に構造用合板を増張りしました。
防水シート、ルーフテープ、瓦桟木を野地合板上に設置します。
軒先瓦は、3点留めで設置しました。(告示基準)
けらば瓦も3点で固定します。(告示基準)
平部の瓦は全数釘留めします。(告示基準)
棟部のカットした瓦もあらたにくぎ穴を開けて留め付けします。(告示基準)
(葺き土+漆喰)の代わりに南蛮漆喰を棟部に充填して、省メンテナンス化の仕様とします。
漆喰のはがれがなくなるので安心です。
冠瓦はねじ留めします。(告示基準)
工事のビフォーアフター
瓦屋根の脱落被害を防ぐための補助制度を活用したビフォーアフターを紹介します。
工事前
工事後
補助制度を活用した瓦屋根の葺き替えの完成です。
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