日本瓦の大きさはどれぐらい? 標準なものは約30㎝×30㎝の大きさです!

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っています。
    建築業界誌の「日経ホームビルダー」の「新次元!雨漏り対策」の連載も行っています。

本記事はこんな人にお勧めします。

補修用の瓦を探している人。

瓦の大きさを知りたい人。

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日本瓦の大きさはどれくらい?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(カミセイ)のDr.神谷です。

日本瓦の大きさはどれぐらいですか?と質問を受けました。

一般的な三州瓦では、縦約30㎝、横約30㎝の大きさです!

屋根材1枚の大きさとしては小さい方と言えます。(金属屋根材やスレート屋根はもっと大きいものが多いです。)

ここで、一般的と言いましたが、実は同じ日本瓦でもたくさんの大きさがあるのです。

分かりやすく表現した写真があります。

大きい日本瓦42枚判と小さい日本瓦100枚判では、倍以上の違いがあるのです。

表にしてみますと、

こんなに大きさが異なる種類があるのです。

何故かというと、建物の種類や地域性によって、異なるからです。

三州瓦は53A判が標準で、1坪53枚、1㎡16枚を使用する大きさです。

 

同じ三州瓦でも、玄関上や塀・門に使用される瓦は小さく、80枚判(小瓦・こがわら)となっています。

塀や門より遠くにある住宅の瓦を大きくすることで、見たときのバランスがよくなります。

また、大きな社寺では、もっと大きな瓦が使用されます。

長く続いている瓦文化は、そのときそのときでよりよくなるように進化しています。

かつ、長寿命なので、昔の屋根にも対応できるように昔の瓦を復元できる仕組みもあります。

同じ日本瓦なのに、こんなにたくさんの種類が残っている理由なのです。

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