千年の甍 展 古代瓦を葺く その2

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展示を観てみました

 

姫路城の鯱のお出迎えの入場口から
展示室に入ると、軒先瓦や家紋等が入った
丸の展示です。

家紋や鳳凰、現存する社寺仏閣の名前などもみうけられます。
いかに粘土瓦が古い時代から日本の建物の屋根を守ってきたか
と感じずには居られません。

飛鳥時代から・・・

次には、飛鳥時代から奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町・桃山時代、江戸時代までの瓦が展示されてます。また、元興寺の飛鳥時代の瓦も展示されていて
大きな写真には元興寺の屋根瓦が見えるパネルが展示されています。

さすがに飛鳥時代の瓦はもう、1,000年以上の前に作られた瓦ですから
色も今の物とは違いますが、まだ、屋根の上でしっかりと風雨から建物を
守るようにしっかりと屋根の上で頑張ってます。

 

大きな鴟尾(しび)

 

法隆寺の鴟尾(しび)も展示されていて、屋根の上に載っている
大きなものを真近で見ると迫力がありますよ。

そして、鬼瓦の移り変わりが
展示されています。

飛鳥時代の鬼瓦はこんなような形だったそうです。
それが奈良時代になると今のような「鬼面」、特に
古代鬼面のような形が作られたようです。

三州瓦の製造メーカーの自分でも
こんな風に変遷があったとは・・・。観てみて良かったです。

そして、瓦が葺いてあるモックアップで施工方法を
観ることができました。

昔の施工方法も明治・昭和の時代に過去の
建築物の大改修の時に屋根も葺き替えされたりしているので、
その際に調査研究がなされているため、忠実に再現されています。

メチャクチャ勉強になりました。

次は瓦の作り方についてです。

つづく・・・。

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