屋根の漏水試験 超大型送風試験機を初めて見ました!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
先週は、埼玉県草加市にある(一社)建材試験センターにおいて、瓦屋根の漏水試験方法の検証を行ってきました。
実験の内容は割愛しますが、初めてみた超大型送風試験機の大きさにビックリしたので、ご紹介します!
建材試験センター
建材試験センターでは、これまでに十数回、屋根材や棟換気、ルーフィングなどの実験・打ち合わせを行ってきました。
しかし、昨年新しくオープンした試験所では、はじめて実験をしました。
こんなに立派で大きな試験所には驚きました。
送風機
さらに、驚いたのが、送風機です。
今まで、いろいろな試験所や研究施設で、送風機を見たことがありますが、一番、迫力がありました。
この超大型送風試験機の大きいこと!
前に立って、風を受けたら、自分がぶっ飛ぶイメージが浮かんできました。
この写真を見ても、はじめて送風機を見る方はどれぐらい大きいか、想像ができないと思うので、少しだけ、今回の実験風景をお見せいたします。
瓦屋根の送風散水試験を行っていたのですが、中型送風試験機を使用しました。
送風口は幅900mm×高さ400㎜程度の大きさです。
一方、超大型送風試験機の送風口は最大幅2500mm×高さ2500mmと約15倍の大きさです。
恐らく、費用も超大型なのかな?
さらに、面白いと思ったのが、試験架台を置く回転ターンテーブルです。
回転ターンテーブルの上に試験体を置いて、試験体を回転させることで、試験体に当たる風の方向を変化させることができる工夫もされていました。
屋根材は平部よりも端部との取り合い部から雨漏りするので、風向きによって漏水量がことなります。
片流れ屋根などでは、棟部、けらば部で雨漏りしやすいと言われているんで、いろいろな角度から実験するとより改良が期待できます。
まとめ:超大型送風試験機を見ましたが、想像以上の大きさでした!
建材試験センターの超大型送風試験機はホントに大型でした。
さらに、回転ターンテーブルも常設されていて、今後、金属屋根の棟部・けらば部・軒先部の研究が進むことを期待しています。
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