多治見モザイクタイルミュージアム
先日訪れたモザイクタイルミュージアムの展示物にはおもしろいものがたくさんありました。
瓦は古いお寺の瓦が展示してあることが多いのですが、
タイルはアート的展示品が多かったです。
私の一番のお気に入りは下写真の球状のオブジェです。
モザイクタイルならではの色使いや模様がかわいいです!
もちろん、昔のタイルの展示もありましたが、大正~昭和初期というイメージでした。
モザイクタイルが使用されている釜戸が展示してありました。
他にも風呂やトイレの展示品もありました。
現在の多治見の商品も展示されています!
現在の多治見で生産されている商品の展示もありました。
立体的なタイルで、色は真珠色していました。
瓦よりもタイル生地の目が細かいので、釉薬の発色がとてもきれいです。
玄関や客間の一部分に、デザインとして使うと高級感がでて面白いと思いましたが、その金額を聞いてビックリしました。
なんと、15万円/㎡とのことで、通常のタイルの20倍ぐらいでしょうか?
ビックリしていたら、さらに、高価なタイルがあるとのことでした。
この青エメラルド色のタイルはなんと、35万円/㎡だそうです。
確かに、アラブの王様やリゾート地などのプールサイドに似合いそうな色合いでした。
瓦の最高級品でも、3万円/㎡程度なので、屋根と壁では、大きな違いを感じました!
もう一つ気になったタイルがありました。
中空の押し出しタイルです。
きれいなデザインで、寸法精度も良さそうでした。
しかし、小ぶりで33枚/㎡の大きさで、価格は2万5千円/㎡とこちらも高価でした。
この大きさ・金額を聞くと三河において、安価で大判の外壁材を生産している瓦メーカーさんがあるのですが、あらためてすごいなぁ~と思いました。
また、なまこ壁のタイルもありました。
きれいな色合いでした。
1階には、モザイクタイルでデコられた車が展示されていました。
ナンバープレートも多治見とデコってあり、モザイクタイルデコアートのおもしろさが伝わりました。
それにしても、瓦と同じ焼物なのに、35万円/㎡のタイルが存在することに衝撃をうけました。
モザイクタイルに見習って、瓦でおもしろいものを造りたいです!
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