三州瓦セミナーが開催されました
東京駅と有楽町駅の丁度中間に位置する
東京国際フォーラムで愛知県陶器瓦工業組合の
市場広報委員会が企画した三州瓦セミナー
「現代建築と瓦」が開催されました。
自分は市場広報委員会の委員ですので、
東京まで行き、準備から撤収までを
委員として担当しました。
東京国際フォーラムは国際会議場としての規模ですので、
大変大きくて素晴らしい施設です。
こんな素敵な会場でお二人の講師をお招きして建築
セミナーを開催しました。
お一人は日経BP 日経ホームビルダー/日経XTECH
(クロステック)の記者の荒川尚美先生で、
「屋根断熱の難題はこう解く」と題して、高断熱高気密住宅が
主流になった日本の住宅で結露事故が多く発生しているので、
取材を通して問題点や解決方法についてお話し頂きました。
もう一方は東環境・建築研究所 代表取締役の
東 利恵先生で、星野リゾートの建物のリノベーションを
多く手掛けられており、「風景をつくる建築と屋根」と
題して屋根の重要性と瓦についてお話頂きました。
セミナーの第一部の開会です
荒川先生の講演がはじまりました。
屋根断熱と結露の発生するメカニズムをわかりやすく
説明していただきました。
設計士の先生方は意外と知らないポイントを
問題点と解決策のヒントをお話し頂きました。
また、台風19号で被災した千葉県の被害状況や
ポイントを解説いただきました。
また、ガイドライン工法などをお話し頂きました。
ありがとうございました。
第二部の東先生です・・・
星野リゾートの施設を設計するポイントとして
「手を入れて風合いを育てる」サッシなど現代の
工業製品(メラミン⇒木製)を木製品に変更したり
木製品の建具を使用しして、色の進化しない製品でなく
「色を育てる」をコンセプトに、メンテナンスフリーの
建材は10年経つと突然悪くなり色もわるくなるので、
使用しない。
木製品や粘土瓦のような風合いがあり
色を育てる事をポイントとして考えている。
とのことでした。
まさに粘土瓦は経年変化で色が
育つのでコンセプトにピッタリだと拝聴していました。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。