日経ホームビルダー2020.7月号の『「水平」が邪魔する外壁通気』の実大実験をお手伝いしました。
日経ホームビルダー2020.7月号の『「水平」が邪魔する外壁通気』の実大実験をお手伝いしました。
日経の記者さんと、以前、水平長窓が連窓していお宅のカビ臭の調査を行いました。
東洋大学名誉教授土屋先生にご指導をいただきながら現地の温湿度測定を行い、原因究明しました。
その問題点を弊社実験棟で、日経ホームビルダーが独自に検証実験した内容が報告されています。
外壁通気の素朴な疑問
外壁通気は、現在、サイディングや金属板、モルタルでも標準的に採用されています。
昔の直貼り工法に比べると、圧倒的に不具合は減少しています。
とくに、雨漏りは減少しています。
これは、サイディングから入った雨水を通気層で下へ排水することができるからです。
ここで、素朴な疑問が湧いてきます。
・下に窓がある場合は排水できるの?
・上に窓がある場合は通気できるの?
・縦サイディング(下地の木が横長に入る)はどうなるの?
そんな疑問に対して、実証実験が行われました。
弊社は、実験のお手伝いを行いました。
例えば、実験架台の作成・温湿度測定・風向測定・煙実験などです。
上の写真は、煙実験の様子です。(外壁は見える化のため、アクリル板にしてあります。)
●一番左は窓が絡まない通気層です。
下から煙を入れて、通気層の上から煙が排気されているのが、確認できました。
●それでは、横長窓の下の通気層はどうなるの?
上の写真は、横胴縁(よこどうぶち)と呼ばれる木が入っています。
通常、縦張りサイディング・金属板などは、この横胴縁が入っています。
水色は吸水紙が張り付けてあり、その乾燥状態を確認した実験です。
●横長窓の下は乾くのでしょうか?
詳しくは、是非、日経ホームビルダーをご覧ください。
もしくは、その内、「日経XTECH/日経クロステック」で、ネット配信されたものを弊社Facebookでもシェアしますので、チェックしてみてください。
神清からのお願い
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