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【出張・雨漏り探偵】はじめました。直らない雨漏りを解決します!
雨漏りしていると、雨が降るたびに「憂うつ」になります。
雨漏りの中には、原因を見つけることが難しい「なかなか直らない雨漏り」があります。
雨漏りの原因がわからないと、雨漏りを直すことは、ほとんど不可能です。
愛知県では、しっかりと雨漏り調査を行うことで、多くの「なかなか直らない雨漏り」を修理してきました。
また、遠方の方からもときどき、雨漏り修理をご依頼いただくことがあります。
せっかくのご依頼で申し訳ないのですが、遠方の方からの雨漏り修理は、お断りしていました。
雨漏り修理はできないのですが、遠方の雨漏り調査だけなら可能かも?と考えて、テスト的に「出張・雨漏り探偵」として、東京の雨漏り物件を調査しました。
この記事では、新しくはじめる「出張・雨漏り探偵」のしくみと事例をご紹介します。
「出張・雨漏り探偵」のしくみ
「出張・雨漏り探偵」とは?
雨漏り調査を多数行っている私・通称Dr.神谷が愛知県外の雨漏り調査へ伺います。
日程調整を行い、愛知県から調査機器を積んで、車で向かいます。
午前中から雨漏りの原因を見つけるまで(最長夕方)、雨漏り調査をして、雨漏り原因を特定します。
「出張・雨漏り探偵」の料金体系とは?
・交通費は、必ずかかります。
愛知県から調査場所まで、往復の交通費(高速代+燃料代)となります。
・調査費は、成功報酬としています。(報告書込みで、10万円(税別)です。)
雨漏り原因がわからなかった場合は、調査費はいただきません。
・調査機材費は無料です。
・調査時に使用する電気・水道は無償提供をお願いいたします。
散水試験用の水道水の普通の蛇口が必要です。
・事前に、資料の提供・問診をお願いしています。
資料:建物の外観写真、図面、建物の履歴(築年数・補修の有無)等
問診:雨漏り箇所、雨漏りした日、雨漏りする特徴(雨量、風)
「出張・雨漏り探偵」の調査項目とは?
以下の項目で、その雨漏り物件に必要な調査を実施します。
目視調査
目視調査は、雨漏り調査の中で、もっとも重要な調査です。
隙間・劣化・変形・傾き・変色など、雨漏りの原因・要因となるわずかな変化も逃さず観察します。
もちろん、原因を探すために、小屋裏・屋根・壁・屋上・床下など、お客様の了承を得て、入れるところは確認させていただきます。
「小屋裏に入る」
天井上は、明かりを点けないとこのように、真っ暗です。
換気口が設置されていると、そこだけから明かりが入ります。
「床下」
頻度は多くありませんが、雨漏りの状態によっては、床下に入ることもあります。
「屋根・壁に登る」
屋根・壁に直接登り、近接目視で調査します。
「写真を撮る」
目視調査の結果を、しっかりと写真で残します。
赤外線サーモグラフィ調査
赤外線サーモグラフィ調査で、雨漏りの水分による温度変化を調べます。
また、散水試験の漏水を素早く確認することも可能です。
ハイスペックのサーモグラフィを使用することで、細かい変化も逃しません。
「赤外線カメラでも撮る」
赤外線カメラは、表面温度を測定する機器です。
撮影手順、方法、解析によって、表面温度差から雨漏りの有無を判断します。
散水調査
目視調査により、探した劣化部分を順番に散水します。
散水調査は、知識と経験によって、結果が大きく異なります。
部分修理を行う上では、有効な調査方法と言えます。
含水調査
雨染みが現在、濡れているものなのか、以前の染みなのか、簡単に確認する方法として、木材等の水分を測定します。
「水分をはかる」
木材の水分の有無により、雨漏りのルートを特定します。
木材の含水率を測定して、建物本体の健全を把握します。
温湿度測定
雨漏り以外に、水が発生するトラブルとして、結露があります。
その空間の温湿度と表面温度を測定することで、その水分が雨漏りなのか、結露なのか、判断することができます。
「温度・湿度をはかる」
各種の調査結果から、総合的に判断して、雨漏りの原因を特定します。
「出張・雨漏り探偵」の報告書とは?
報告書は写真・図を入れて、一般のお客様にもわかりやすい内容としています。
サンプルを示します。
◎赤外線サーモグラフィ調査
◎散水調査
他の業者さんが見ても、わかる内容にしています。
報告書の最後には、雨漏り修理方法を説明しています。
「出張・雨漏り探偵」の事例を紹介します。
東京での「出張・雨漏り探偵」
先日、東京で「出張・雨漏り探偵」を行いました。
木造2F建て・金属屋根(瓦棒葺き)の屋根でした。
「出張・雨漏り探偵」への依頼に関して、以下の事情がありました。
・後2、3年で立て直す予定で、部分補修したい。
・天窓、増築も絡んで、雨漏りの要因となる場合が多い。
・DIY雨漏り補修が行われていて、防水テープだらけで複雑になっている。
ピンポイントで雨漏り浸入箇所を見つけるべく、「出張・雨漏り探偵」が出動しました。
雨漏り状況
天窓周辺の天井から雨漏りが発生しました。
調査開始時点では、天井に水分はありませんでした。
屋根材は芯木あり瓦棒葺き(金属屋根)でした。
お客様の「雨漏りを止めたい」という執念を感じるDIY雨漏り補修(防水テープ処理)が施されていました。
散水試験を実施
順番に散水試験を行いました。原因がわかるまで、基本を守りながら実施しました。
6か所目で、いつもと同じような漏水を再現できました。
天井は水分による温度低下を示しました。
やがて、水滴も確認できました。
「出張・雨漏り探偵」の結果
・調査時間は、3.5時間でした。
・雨漏りの浸入経路をピンポイントで特定しました。
・お客様の意向を取り入れた雨漏り補修案を3つ提案しました。
「出張・雨漏り探偵」にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
「出張・雨漏り探偵」にご興味のある方は、Dr.神谷を指名で、お気軽にお問い合わせください。
お話の中で、対応できるもの・対応できないものをご相談させていただきます。
雨漏りのお悩みをお話されるだけでも、気分転換にもなると思います。
交通費はいただくのですが、100%雨漏りが解明できるとは限りませんので、ここの部分はご承知ください。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。