目次
スーパー台風19号が来る前に準備は大丈夫?
今週の土日に、今年最大の台風19号が上陸しそうです。
まだ2日ありますので、今からでも間に合います!
自宅の周辺を見渡して、準備をはじめましょう!
台風で怖いのは、強風と大雨
台風で怖いのは、強風と大雨です。
それぞれに対して、準備が異なります。
強風対策
まずは強風対策です。
今年の台風15号では、千葉県で大きな被害が発生しました。
千葉の現地で、話を伺うと、
いろいろな物が飛んできて、朝になったら、びっくりした!
とのことでした。
看板から、屋根から、いろいろなものが落ちていたそうです。
それが自分の家にも当たるし、隣の家にも当たるし、全く夜は眠れなかったそうです。
台風で怖いのは、自宅だけでなく、周辺へ飛んでいくこともあります。
近隣へ迷惑を掛けないためにも、家の周辺を片付けましょう!
窓ガラスの養生を行いましょう!
直撃のコースの方は、窓ガラスが要注意です。
雨戸やシャッターがついている窓ガラスは必ず閉めておきましょう!
雨戸がない場合は、米印のテープを貼ると飛散防止になります。
千葉では、雨戸を閉めていても、強風の衝撃で、内側の窓ガラスが割れたそうです。
内側からダンボールを貼り付けるとさらに有効です。
台風15号では、窓ガラスが割れて、天井や屋根ごと飛散した事例が多く発生していました。
天窓の養生も天窓に上がれる家は行いましょう!
飛来物による窓ガラスの割れで怖いのは、天窓も同じです。
割れても飛散が少ないように、天窓のガラスにもテープ処理は有効です。
ベニヤやダンボールでも張り付ければ、さらに、安心です。
ついでに、ガラス面のシーリングが劣化していたら、テープで養生しておいて、後日、業者に直してもらいましょう!
天窓周辺に落ち葉などが詰まっていたら、併せて、掃除してください。
家の周辺の整理や小物の養生、屋内への収納を行いましょう!
★庭先にある備品の収納
強風でお隣さんなどへ飛んで行っては大変です。
プラスチック製品など軽いものは特に注意しましょう!
ものを固めて、網などをかぶせ、飛散防止に努めましょう!
★玄関先の小物は室内へ取り込みましょう!
プランターや植木鉢、置物など、小物は室内へ。
ビニールかさも強風で飛ばされると凶器となり、窓ガラスを割るほどの威力となります。
玄関の中まで、入れておきましょう!
もしくは、飛散しないような縁の下などに入れてください。
★すだれなど日除けグッズは風でバタつかないように固定しましょう!
★ハンガーや物干し竿も養生しましょう!
物干し台も地面に寝かしておきましょう!
★雨戸の開閉
雨戸を普段しようしていないと動かない場合がありますので、雨戸の開閉を確認しておきましょう!
車庫シャッターの隙間も土のう袋でふさぎましょう!
車庫・シャッターの隙間も土のう袋でふさぎましょう!
風が入ると心配です。
物置なら雨の浸入も防ぐことができます。
リフォーム工事の養生や台風15号のブルーシート等は、特にしっかり留め付けましょう!
リフォーム工事中の現場は、こんな大きな台風が来ると心配です。
念には念を入れた養生をしておきましょう!
外壁の補修で少し時間が空くので、ブルーシートで養生しておきました。
しかし、台風が来るとわかって、急遽、補強しました。
台風15号でブルーシートで養生しているところは、できるだけ補強して、留め付けることをおススメします!
大雨対策
台風の大雨で雨漏りすることもあります。
ルーフバルコニー・陸屋根の排水口を点検しましょう!
排水口が詰まるとルーフバルコニーがプール状態となり、階下の部屋で雨漏りすることがあります。
1年に1度は点検しましょう!
私も確認してみたら、排水口が詰まっていました。
掃除をしてみると落ち葉や土ほこり、人工芝のカスなどが堆積していました。
掃除は10分もかからずにできますよ。
雨どいは縦どいの落とし口を確認しましょう!
雨どいは縦どいの落とし口が詰まります。
2階はあきらめて、1階の雨どいだけでも点検しましょう!
オーバーフローは縦どいが設置されている壁を大量に濡らしますので、外壁からの雨漏りが発生しやすくなります。
また、雨水桝に雨が入らず、敷地が大洪水となってしまいます。
1階だけでも効果は大きいです。
注意としては、1階屋根・雨どいの詰まりはDIYでも掃除可能です。
しかし、2階屋根は大変危険ですので、業者に依頼してください。
雨どいを掃除する方法について、詳しくはこちらをご覧ください!
台風前にすること!家の外回りの写真を撮りましょう!
今日、もっともお伝えしたいことです。
家の外回り(屋根・壁・雨どい・雨戸等)を点検してください。
そして、何か違和感を感じるなら、すぐに業者さんに連絡しましょう!
一般の方が違和感を感じる場合は、不具合が起きている可能性が高いと思います。
強風によって、さらに悪化することも考えられますので、早い方がいいです!
応急処置で、飛散を防ぐこともできます。
さらに大事なのは、この次です!
何も違和感を感じない方がほとんどだと思います。
その場合こそ、ぜひ、写真を撮っておきましょう!
なぜか?
家が健全であった証拠になります!
具体的に、写真は撮るポイントをお伝えします。
①家の外回りをできるだけ、各方角から撮りましょう!
②屋根面が写るようになるべく、離れた場所から撮りましょう!
③屋根面が写らない場合は、雨どいと外壁が写るように撮りましょう!
④写真はアップではなく、広範囲で撮りましょう!
⑤写真は後で、拡大できるように高画質で撮りましょう!
実際の写真はこんな感じです!
★南面
屋根面が写るように離れます。
★東面
雨どいの全体が写るようにします。
★北面
外壁面も全体に写します。
★西面
屋根面・雨どいが全体に写るようにします。
台風の強風で何か被害が発生した場合、これらの写真が台風前の状態を示す証拠となります。
火災保険の風災特約で補修するときに役立つ場合があります。
最後に備蓄品を確認、不足分は購入しましょう!
スーパー台風19号が直撃すると、停電なども十分考えられます。
家庭の備蓄品を確認しておきましょう!
・水 ・保存がきく食品 ・常備薬
・燃料(カセットコンロ)
お風呂には、水を溜めておきましょう!
その他、懐中電灯、電池、携帯用充電器もお忘れなく。
車もガソリンを満タンにしておきましょう!
また、太陽光発電システムを設置されている方は、説明書を取り出して、停電時の利用方法も確認しておきましょう!
まとめ:まだ間に合う。家の周りを片付けましょう!最後に、写真を撮りましょう!
スーパー台風19号は土日にやって来ます。
後2日の間に、家を守るために準備することをまとめてみました。
家の外回りの点検と写真を撮ることをお勧めします!
なんとなく、違和感を感じている方は、早めに業者さんに点検してもらいましょう!
特に、台風の強風で被害が発生するのは屋根・雨どい・ガラスです!
お電話・メールのお問い合わせだけでも安心できると思いますよ~!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。