破風(はふ)ってなに?
屋根の破風(はふ)って、どういう意味ですか?
破風は、切妻(きりつま)建物の両端部分の総称。
2枚の板を山形に組み構成されたもののことをいう。
破風板は、切妻屋根の両端に取付けられる合掌形の板のことを言う。
破風板は厚み20~㎜程度の木材である。
昔はそこに塗装などをして、雨水による劣化を防ぐことが多かった。
しかし、経年で塗装の紫外線劣化が目立つため、頻繁に再塗装する必要がある。
写真では、グレーの塗装がはがれている。
メンテナンス対象の部位と言える。
そのため、最近では、破風板の上にさらに化粧破風を設置して、破風の劣化を防いでいる。
上写真は化粧破風に窯業系のボードを使用している。
軒先からけらばまでグルリと化粧破風が巻かれていて、メンテナンス頻度を少なくしている。
その他に、化粧破風を板金とする仕様もある。
古い破風板はどうするの?
古い塗装仕上げの破風板に板金を巻くメンテナンス方法もあります。
塗装品のガルバリウム鋼板で古い破風板を巻いて、汚れ・劣化を目立たなくすることができます。
ガルバリウム鋼板の塗装も紫外線劣化により、変色はするのですが、破風板の見え掛かりが少ないため、目立ちにくいと言われています。
破風板を巻くときに、既存の屋根材のけらば部が邪魔となる場合もありますので、けらばの屋根材を外して施工することもあります。
愛知で破風板の汚れが気になっている方はご相談ください!
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