瓦屋根の脱落被害を防ぐための補助制度活用工事 【愛知県岡崎市】

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

瓦屋根から雨漏りしている人。

瓦屋根のメンテナンスを検討している人。

岡崎市で瓦屋根の改修を検討している人。

この記事で伝えたいこと

「築40年で屋根から雨漏りした。」とご相談いただきました。

伺ってみると瓦屋根の棟部から雨漏りしていました。

併せて、瓦屋根耐風診断を行い、旧工法であることを確認したので、告示基準での屋根全面改修を行いました。

時期が早かったので、補助制度を活用できました。

簡単にご紹介します。

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工事の概要

瓦屋根からの雨漏り  補助制度を活用した瓦屋根耐風診断・改修

工期:14日間

築年数:約40年

瓦屋根の脱落被害を防ぐための補助制度活用工事

「築40年で屋根から雨漏りした。」とご相談いただきました。

伺ってみると瓦屋根の棟部から雨漏りしていました。

併せて、瓦屋根全体の点検をしたところ、土葺き屋根となっており旧工法でした。

瓦屋根の補助制度を説明し、書類を作成して申請を行いました。

まだ、採択枠が残っており、運よく補助制度に採択されました。

そこで、部分的な雨漏り修理ではなく、屋根全体をF形瓦で葺き替えしました。

新しい告示基準通りに瓦の留め付けを行い、巨大台風や地震でも被害が発生しにくい安全・安心な屋根となりました。

補助制度によって、お客様も思い切って葺き替えを決断されました。

簡単に、瓦屋根の葺き替えの様子をご紹介します!

 

雨漏りの状況

雨漏り箇所

瓦屋根の棟部からの雨漏りでした。

真上は瓦屋根で、棟部にはコーキング補修が行われていました。

瓦屋根からの雨漏りはコーキングでは直りません。

 

工事内容

工事前

瓦屋根耐風診断を行いました。

新告示基準での葺き替えの内容で申請して、補助制度に採択されました。

工事中

既存の瓦・葺き土を撤去しました。

既存の野地板に構造用合板を増張りしました。

防水シート、ルーフテープ、瓦桟木を野地合板上に設置します。

軒先瓦は、3点留めで設置しました。(告示基準)

けらば瓦も3点で固定します。(告示基準)

平部の瓦は全数釘留めします。(告示基準)

棟部のカットした瓦もあらたにくぎ穴を開けて留め付けします。(告示基準)

(葺き土+漆喰)の代わりに南蛮漆喰を棟部に充填して、省メンテナンス化の仕様とします。

漆喰のはがれがなくなるので安心です。

冠瓦はねじ留めします。(告示基準)

 

工事のビフォーアフター

瓦屋根の脱落被害を防ぐための補助制度を活用したビフォーアフターを紹介します。

工事前

工事後

補助制度を活用した瓦屋根の葺き替えの完成です。

 

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