3Dプリンターと瓦粉砕物、全く異なる内容の講演でしたがgood!

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こんにちは〜。

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。

 

今日はあいち産業科学技術総合センター三河窯業試験場で、総合技術支援セミナーを受講しました。

はじめに「3Dプリンター・スキャナーの最近の状況と窯業への利用について」というテーマで、3Dプリンターについていろいろ教えていただきました。

3Dプリンターを使ったことがないので、あまりよくわかりませんでしたが、一品物の修理や図面がないものを複製するのには、便利とのことでした。(リバースエンジニアリング)

 

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3Dプリンターで製作したサンプルを見る時間は、皆さん、熱心に意見交換していました。

 

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お忙しい中、杉浦県議先生もご参加されていました。

 

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こんな石膏製スニーカーのサンプルもありました。

 

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人形も立体的にかわいくできていました。

 

3Dプリンターは1発成形で、立体的に複雑な形状をカラフルに成形できるそうです。

 

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このからくりはビックリ‼️

ちゃんと1つの歯車を回すと他の歯車が回ります。

中側部分の3Dの図面がどのようになっているのか?全く想像できません。

 

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これもカラフルですね。

よく見ますと、

 

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1個の6角形の周辺に小さなチェーンがあり、それが連結しています。

完全に連結しているので取れません。

 

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これはベアリングです。

中の玉は外れません。

中側に空間のある3Dの図面はすごいですね〜!

 

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3Dスキャナーをデモで動かしていました。

このような複製でしたら、私でも何か活用できるかなぁ〜。

 

一緒に受講していたイケメン鬼師さんが3Dプリンターを以前使用されていたので聞いてみると、

 

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このようなオブジェを作ることはできるけど、時間がかかりすぎるからダメだとのこと。

自分のイメージで、3次元のものでも、簡単に作れるので3Dプリンターを使う意味がないとのことでした。

さすが、技・腕のあるイケメン鬼師はすごいなぁ〜と改めて思いました。

 

その後に「無害で優秀な地盤材料へと生まれ変わる粘土瓦」という瓦粉砕が液状化防止に有効であるという研究内容を説明いただきました。

名工大の森河先生が長年に渡って、研究していただいている瓦粉砕物の実用性について、わかりやすく教えてもらいました。

 

①菅巻き埋め戻し材

②防草材

③L型擁壁埋め戻し材

④グラウンド埋め戻しの排水効果

⑤マンホールの液状化防止材

⑥住宅廻りの液状化防止材

 

以上、6つの利用方法で効果を確認できているそうです。

 

将来には、自然な粘土を100%使用して生産された瓦が住宅で使用され、長い年月を経て、粉砕されて地盤材料として、100%自然に帰る循環も実現可能とのことでした。

 

3Dプリンターと瓦粉砕物という全く違う分野の講演会でしたが、大変有意義な時間でしたよ〜! (o^^o)

 

 

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