こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
ヨーロッパにおける住宅の平均寿命は長く、長寿命住宅・先進国のドイツ(マイスターの国)の屋根を写真でご紹介いたします。
ドイツには多くの古い建物があります。
1つの街並みが形成されています。
屋根材は瓦が使用されていまして、この写真のように経年しても劣化と感じません。
その多くは上の写真のように平瓦(ビーバー瓦)で葺いている屋根となっています。
この平瓦がドイツの展示会で施工されていました。
平瓦の下には流し桟木と瓦桟木があり、通気構法になっていました。
瓦の下には、桟木、鼻桟木、透湿ルーフィング、軒先水切り、通気面戸、樋としっかりした(太い、厚い、高価な)材料が使われています。
上の写真はウッドシングル(木片)の平らな板を施工している様子です。
この屋根も流し桟木と瓦桟木がウッドシングルの下にあり、通気構法になっています。
一方、日本では、同じ平らな屋根材(化粧スレート)ですが、流し桟木と瓦桟木を使用せず、直接、野地板に施工しています。
また、経年後は劣化していると感じてしまいます。
①古く経年した屋根でも、屋根材の劣化を感じません。
②平らな屋根材でも、流し桟木、瓦桟木を使用して、通気構法となっています。
③屋根材以外の材料(桟木、鼻桟木、透湿ルーフィング、軒先水切り、通気面戸、樋)も高耐久品を採用し、メンテナンスコストを大幅に削減しています。
ドイツでは、メンテナンスを行うときに、住宅の資産価値が上がるように、断熱改修と屋根の葺き替えを同時に行っているそうです。
日本でも、中古住宅の流通が盛んになりますと、安価な塗装やカバー工法などではなく、住宅の資産価値が上がる改修方法も検討の一つですね。 (#⌒∇⌒#)ゞ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事
住宅調査・雨漏り調査
株
神清(かみせい)
神谷 昭範(かみや あきのり)です
【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ
【資格】
ホームインスペクター
住管協ホームインスペクター
住宅メンテナンス診断士
(株)神清ホームページ:
フリーダイヤル:0120-951-890
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。