こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
次男がこの夏休みに短期ホームスティ留学します。
相手先の家族に自分の街の特徴を紹介する手作りbookを作成する必要があるようで、次男といっしょに高浜市を廻って、写真を撮りました。
Japanese roof tiles
次男が考えたところ、高浜市は瓦(Japanese roof tiles)が有名なので、高浜の瓦にまつわる風景を撮りたいということでした。
手作りbookの表紙は次男が書いた鬼瓦のイメージ図です。
なんとなく、鬼瓦と認識できるので、ビックリです。
高浜には、見どころとして鬼みちコース(新日本歩く道紀行100選、ふるさとの道に選ばれた)が設定されいますが、全部を廻るのは大変なので、名所を廻ることにしました。
歴史あるお寺
高浜で大変歴史のあるお寺さんとして、「専修坊」があります。
もちろん、瓦屋根となっています。
江戸時代につくられた瓦・建物が健在です。
もう1つ「恩任寺」があります。
こちらも大変歴史が古く、瓦屋根となっています。
鬼みちのルートになっているので、観光客も多く来られます。
鬼のみち
鬼みちは名鉄三河線高浜港駅前からかわら美術館、春日神社を通って、三河高浜駅まで続く5km程の散歩道となっています。
高浜港駅前には、巨大な鬼瓦があります。
高浜港駅も日本瓦にしっくい壁、なまこ壁と昔の蔵のようなデザインになっています。
続いて、ONI HOUSEがあります。
瓦を使ったガーデニングがきれいです。
ここは、鬼みち祭り・オニマルシェの会場となります。
かわいい感じの焼物が多く展示してあります。
鬼みちには、いろいろな飾り瓦がたくさん飾ってあります。
かわら美術館
瓦の街、高浜の1つのシンボルとして、かわら美術館があります。
建物の入口には巨大な一対の瓦シャチホコがあります。
このように大きくなると分割して製作したパーツを組み合わせて、大きなシャチホコとしています。
美術館は瓦の展示物もありますし、特別展示として、いろいろなイベントも開催されます。
愛・地球博で活躍したマスコットキャラクターのモリゾウとキッコロを瓦で作ったものです。
かわら美術館のすぐ脇には、森前公園があり、いろいろな瓦展示物があります。
実物大のだるま窯(50年程度前にはたくさんあった)も展示してあります。
龍の顔がリアルです。
森前公園から見上げると観音様が見えます。
日本一大きな陶製の観音様です。
観音寺の脇には、あかおにどんというものづくり工房があります。
昔ながらのレンガの煙突が目印です。
レンガ煙突の奥には赤色の塩焼き瓦の屋根となっています。
釉薬瓦が開発される前に、多く生産されていた瓦ですが、今は環境問題もあり生産がゼロとなっています。
春日神社・大山緑地
春日神社では、馬につかまって走るという奇祭「おまんと祭り」が開催されます。
もちろん、瓦屋根で、鬼瓦には神社の名前が入っています。
この屋根は比較的新しいので、お寺さんとは違って、日本瓦が葺かれています。
春日神社の脇には大山緑地があります。
いろいろな場所に瓦を使っています。
大山緑地には、大きなたぬきがいます。
陶製のたぬきで高さ5m、胴回り8mという巨大なものです。
昔は瓦の他に土管が盛んでした。
その土管を造る技術で、陶製の巨大焼物ができているそうです。
感想
子供といっしょに高浜を廻りました。
歴史ある瓦屋根、鬼みち、巨大鬼瓦、巨大観音様、巨大たぬきなどもあり、オブジェ的なものはたくさんあることを再確認できました。
しかし、少し残念に思ったのが、街並みとして、瓦屋根を表現できる場所が思いつきませんでした。
高浜は屋根に使用する瓦を日本一生産しているところですので、瓦屋根を見せる場所があるといいなぁ~と思いました。
何かイベントで、高浜の街並み瓦屋根コンクールなどを開催して、みなさんからきれいな街並みの写真およびその場所を発掘してもらえるとおもしろいかなぁ~。
誰か是非、検討していただけませんか~?
神清からのお願い
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