工事の概要
店舗の天井からの雨漏り 原因を特定して部分修理
工期：2日間
築年数：約30年
店舗の天井からの雨漏り
「賃貸の店舗で雨漏りしているので直してほしい。」とオーナー様からご相談いただきました。
伺ってみると天井のクロスは破れ、昔から頻繁に雨漏りしているようでした。
「店の方はなかなか直らなくて困っている。何とかしてほしい。」と強く依頼されました。
店舗の構造は初期費用を抑えるためか、雨漏り物件が多いです。
多くのオーナー様は雨漏りが再発して、頭を抱えているご様子です。
屋根に上がってみると様々な部分にコーキングされていて、いろいろな業者が入っていたことが想像できます。
頻繁に雨漏りしている割に、散水調査を行うとなかなか漏水せず、浸入箇所が特定できませんでした。
全部で8か所散水して、何とか原因を特定して補修しました。
簡単に、雨漏りの原因と部分補修工事の様子をご紹介します！
雨漏りの状況
雨漏り箇所
1階天井のクロスに孔が開いていました。
長期間、頻繫に雨漏りしていることがうかがえます。
雨漏り調査
散水調査
店舗の場合、看板やネオンなど様々な付属物が建物に取り付けてあるので、原因の特定を難しくします。
あやしい箇所を順番に8か所散水して原因を特定しました。
看板の固定部。
サッシ枠。
サッシレール。
外壁クラック。
外壁笠木。
サッシ枠。
離れた部分の笠木。
8か所掛けて、漏水を確認しました。
店の方は、いつもこんな感じでポタポタと漏水するとのことでした。
工事内容
下屋根の壁際を部分補修
雨漏りしている直上の瓦屋根と壁際の間を部分修理しました。
壁際の土居のしをめくって、葺き土を解体していきました。
葺き土が濡れているので、浸入の確認が取れました。
屋根の防水シートにも漏水痕がありました。
水切り内の防水シートと外壁の取り合い部を防水テープで補強しました。
葺き土の代わりになんばんしっくいを使用して防水性を高めます。
土居のしを新しい瓦で復旧して工事完了です。
賃貸物件で雨漏りするとオーナー様は大変心労があると思います。
しっかりと雨漏り調査して、雨漏り原因を特定してしっかりと補修されることをオススメします。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。
