こて(鏝)ってなに? 【プロが使う道具/瓦屋根工事】

図解 屋根に関するQ&A

かなりマニアですが、工事でプロが使う道具をご紹介!

 

Q:こて(鏝)ってなに? ~Q090~

A:上の図は瓦鏝(かわらこて)。葺き土や南蛮漆喰を盛るときに使用する工具のことをいう。スルメの形状に似ている。上図以外にも面戸鏝(めんどこて)も使用する。

 

実際の現場ではこんな感じ。

矢印の部分が棟部。

のし瓦を固定するために、南蛮漆喰を盛っている。

南蛮漆喰をきれいに真直ぐに立ち上げるために、こてを両手に持って、左右・高さを調整しながらの作業である。

雨水が浸入しないよう南蛮漆喰を瓦に密着させる。

また、南蛮漆喰自体にもひび割れが発生しないよう、また、のし瓦と桟瓦の間隔も南蛮漆喰の高さで決まってくるので、熟練が必要な作業である。

瓦鏝(かわらこて)。2個1対で使用する。

 

もう一つのこてとして、面戸鏝がある。

こちらは、瓦鏝にくらべて、平らな部分が小さくなっている。

使う場所はこんな所。

のし瓦と桟瓦の間(面戸・めんど)のしっくいをやり直すときに使用する。

 

その道のプロでないと、わからないですよね。

瓦鏝は南蛮漆喰を両手で掴むときに使うので、平らな部分がスルメのように大きくなっている。

面戸鏝は瓦と瓦の隙間で使用するので、小さく折れ曲がっている。

作業に適した道具が工夫されていますね。

職人さんのこだわりの道具を見るのがわくわくします。

仕事を合理的かつきれいに仕上げようという思いの強弱が道具を見ると垣間見えます。

 

また、特殊な道具を紹介しま~す!

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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