こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
初めて、名古屋城の花見に行きました。
愛知県に住んでいるのですが、なかなか名古屋城には行かないんですよね~。
昼前には雨も止んで、多くの観光客が遊びに来ていました。
外国からの観光客も多かったですよ~。
再建された本丸御殿の屋根は、一番初期の杮葺き(こけらぶき)屋根となっていました。
雨に濡れて、黒っぽくなっていますね。
展示してあった杮葺き屋根の模型です。
薄いサワラ材の板を幾重にも重ねています。
本丸御殿の横に位置する上台所は、将軍専用の食事を作る建物です。
火を使うため、屋根は本瓦葺きとなっていて、ひさしのみが杮葺きとなっています。
屋根には、煙出しの部分があります。
煙出しの部分には、雨仕舞のためにもう1つ屋根ができています。
樋がないため、破風板が波形状になっていて、水垂れする下には2重瓦の谷に落ちるようになっています。
また、本瓦の谷に集まった雨をひさしの杮葺きへ流れ落ちる部分には、一度、丸瓦に落として、水を分散させる工夫がされているようです。
屋根が長持ちするように、細かい工夫がされています。
杮葺き屋根の棟部分は瓦が施工されていました。
端部は普通の鬼瓦ではない仕様となっています。
天守閣の中に入ってみますと、
案内図が掲示されていました。
RC造ならではのエレベータや階段などが描かれていました。
天守閣の中はビルのようです。
木造で再建される話が出ていますが、この木造模型を見るとRCよりかっこいいですね。
是非、木造の天守閣を見てみたいです。
さくらの先に、名駅の高層ビル、だいぶ数が増えてきました。
個人的には、手前の銅屋根はきれいに感じないですね。
木造での再建のときには、瓦屋根になるといいですね。
満開のさくらがきれいでした!
お堀の中のさくら。
小瓦屋根とさくら。
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