日本瓦屋根のけらば瓦は何がある?
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
日本瓦屋根は江戸時代に、日本で開発された瓦と言われています。
約300年の歴史の中で、さまざまなデザインの役瓦(やくがわら)が生まれてきました!
代表的なけらば瓦
けらばで使用されるけらば瓦の代表的なものをご紹介いたします!
けらば瓦は赤丸部分(けらば)に使用される瓦のことです。
並袖瓦(標準品)
もっとも、多く使われている瓦は並袖(なみそで)です。
けらばが一直線に見える瓦です。
軒先の一文字軒(いちもんじのき)のように、瓦を削ってきれいにすり合わせるため、一文字袖(いちもんじそで)とも呼ばれます。
日本瓦のけらば瓦は何も希望しなければ、この並袖となります。
並袖はすり合わせが必要となるため、施工の手間がかかります。
それを簡略化したけらば瓦が多くあります。
紐袖(ひもそで)
並袖と同じ形状で、合わせ目が重なるタイプのデザインです。
すり合わせずに重ねて施工するので簡易工法となります。
新袖(しんそで)
並袖のデザインとは異なり、丸味のある形状となっています。
新袖も重ねて施工するので簡易工法となります。
ストレート袖
ストレート袖は新袖の重なり具合で、真直ぐなラインを出したデザインです。
兼用袖(けんようそで)
屋根の右側・左側の両方ともに設置できるように、桟瓦の上にかぶせる形状となっています。
平板瓦の袖とおなじイメージのデザインとなっています。
日本瓦屋根は切妻屋根(きりづまやね)形状が多いので、けらば瓦は屋根をきれいに見せるために重要と考えられてきました!
折角の瓦屋根ですので、お気に入りを選んでくださいね!
専門用語も多く、わかりにくい所もあったかと思います。
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