腰葺き(こしぶき)ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    腰葺き(こしぶき)とは、銅板葺きと瓦葺きを組み合わせた屋根のことです。
    簡単にご紹介します!

お問い合わせはこちら

腰葺き(こしぶき)ってなに?

腰葺き(こしぶき)とは、銅板葺き(どうばんぶき)と瓦葺きを組み合わせた屋根のことです。

軒先から軒桁(のきげた)芯までぐらいを銅板等の金属屋根で葺き、軒桁から上部を瓦葺きで葺かれた形状のことをいいます。

建物の格式を上げる役割があり、伝統的な施工方法です。

日本料理店などでは、高級感を演出することができるので、玄関などによく採用されている屋根と言えます。

瓦葺きよりも銅板葺きの方が屋根自体の価格も高額なため、一般的な住宅では、あまり最近は、使用されていません。

銅板葺きの部分は、重量が軽くなるため、軒の出を大きくしても、屋根下地の負担を減らせる利点があります。

瓦の種類としては、軒先部の瓦には、一文字軒瓦(いちもんじのきかわら)を使用します。

一文字軒瓦は瓦の下面が真直ぐになっている軒瓦です。

水平の銅板葺きの上に、隙間なく一文字軒瓦が載っています。

瓦を流れる雨水は、瓦の谷(真ん中)に集中します。

銅板葺きに垂れる雨水もその部分が多くなります。

経年で、銅板に穴が開いて、瓦との接点部分で、雨漏りが発生しやすいとも言れています。

 

図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。

【屋根用語・Q&A集】屋根の用語・疑問を図解でやさしくお答えしています!

 

屋根のご相談等がありましたら、ご連絡くださいね。

お問い合わせはこちら
LINEでお問い合わせ
この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 10 人中 10 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

神清からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。

この記事に関連するサービスメニュー

関連工事メニュー

工事の現場をお見せします。

関連する施工事例

instagram

関連記事

この記事を読んだ人にオススメの記事