アスファルトシングルってなに?
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「屋根材がアスファルトシングルってなっているけど、アスファルトシングルってどんなものですか?」とお施主さまから質問をいただきました。
アスファルト製の屋根用シングルのこと。
(シングルとは日本では杮板(こけらいた)木瓦(きがわら)の意味がある。)
つまり、アスファルト製の杮板とも言えます。
本場はアメリカで、1860年代の末に考案されたものです。
日本では昭和30年頃から使用され、フェルト紙の両面に良質のアスファルトを塗布、表面に色砂を圧着したものです。
アスファルト製の屋根材!
特徴としては、約10㎏/㎡と軽量の屋根材です。
柔軟性があるため、曲面に簡単に施工でき、自由設計の屋根に好ましい材料と言えます。
上の写真のように、円形でも、多角形でも思いのままとなります。
シングルの施工は専用釘による釘打ち工法、専用接着材を使用する接着工法などがあります。
上の写真のように、強風によって飛散しやすい屋根材と言えます。
アメリカでは温暖地域ではなく、寒冷地で使用されています。
また、、シート状の屋根材であるため、化粧スレートのように踏み割れることがありません。
メンテナンスサイクルは12年と短い!
日本でのメンテナンスは12年(国土交通省が想定する大規模修繕サイクルの目安)で重ね葺き、塗り替えと記載されているメーカーもあります。(重ね葺きが可能な屋根材です。)
こまめにメンテナンスを考えている方には、適した屋根材と言えます。
(それにしても、他の屋根材と比べると短いサイクルでメンテナンスが必要ですね!)
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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