受平(うけびら)ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    受平(うけひら)とは、重層の屋根のおいて、上の屋根の雨水を受けるための瓦のことです。。
    簡単にご紹介します!

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受平(うけびら)ってなに?

受平(うけびら)とは、重層以上の屋根において、上の屋根の雨水を受けるために並べられた平瓦や平唐草軒瓦等のことを言います。

⇒の瓦は、平唐草軒瓦を指していて、先端が下へ垂れ下がっています。

それより上には平瓦が並んでいます。

上の写真は名古屋城・本丸御殿の屋根です。

⇒部分に、受平瓦が並んでいます。

上から落ちる雨水を受ける形となっています。

上の写真は名古屋・東別院の屋根です。

上の大屋根から落ちる雨水を受けるように、通常の瓦の上にもう一枚平瓦が葺かれています。

上の大屋根から集まった雨水が下屋根に直接落下すると、落差があるため、雨漏りの原因となります。

それを防ぐため、2重の瓦とする工夫がされています。

お寺やお城だけでなく、今でも一般的にも使用されることもあります。

上の写真は小学校の屋根をドローンで、真上から撮影したものです。

屋根が重なっている部分の下屋根に、2重に瓦が並べられています。

下の瓦とは、銅線などで瓦同士を緊結しています。

重層屋根で、上の屋根に雨どいをつけない場合には、簡単に雨漏り対策となる昔からの工夫です。

 

 

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