谷折れ屋根ってなに?
谷折れ屋根とは、屋根の勾配が軒先側で緩くなった屋根のことです。
腰折れ屋根の屋根面に谷折れしているもののことです。
腰折れ屋根の屋根面に山折れしているものはマンサードとも言います。
角度が変わる部分で、屋根材が割れるのではないか?と心配されることもありますが、その部分は板金でうまく納めます!
スレート屋根の納まりを紹介します!
スレート屋根の谷折れ屋根
以下、ケイミュー(株)の施工マニュアルの図です。
谷折れ部分に、腰折れ水切板金を入れて、屋根面の角度の変化を吸収しながら、水が溜まらないようになっています!
腰折れ水切板金が踏んで変形しないように、笠木を入れて補強します。
角度が変わる部分は板金が入るので、スレートの踏み割れの心配はありません!
雨漏りをしないように、下葺材(防水シート)を水切より出して、その中を防水テープで留め付けます。
腰折れ水切の上を軒先水切りととらえて、それ以上はスターターから通常のスレート屋根を施工します。
谷折れ屋根は、積雪地域では、腰折れ水切部分に雪がたまり、すが漏れが起きやすくなるので、ご注意ください。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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