天然スレートってなに?
天然スレートとは、粘板岩(ねんばんがん)や頁岩(けつがん)などの天然の石を
使った屋根材のことです。
天然の石を加工して屋根材として使用していますので、最高級な屋根材の1つです。
ドイツ・ヨーロッパでは、古い教会などの屋根に現在も使用されています。
天然の石を厚さ6㎜程度に加工して使用しています。
天然スレートにくぎ穴も加工して直接野地板に留め付けます。
断面を見ると天然加工品らしく、一定の表情をしていないのがわかります。
日本のスレートは天然スレートまねした塗装したセメント製品
日本の屋根で、スレート屋根と言えば、天然スレートではなく、塗装したセメント製品です。
工業製品のため、出荷時のバラツキはありません。
しかし、塗装品のため、経年劣化により、10年毎の再塗装が必要となっています。
一番よく見かける黒い薄い屋根材です。
日本での天然スレート屋根は?
日本での天然スレート屋根はもちろんあります。
有名なのは、東京駅の屋根が天然スレート屋根となっています。
それ以外にも、古い洋館の屋根などに使用されています。
ヨーロッパ風の建物の屋根に使用されていました。
セメント製品のスレートと違い、経年劣化をさほど感じません!
日本でも高級住宅には、セメント製品ではなく、天然スレート屋根を使ってもらいたいものです!
建物に屋根が負けていません!
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