ZEH(ゼッチ)ってなに?
ZEH(ゼッチ)とは、ネットゼロエネルギーハウスの略で、頭文字から来ています。
1年間で使用するエネルギー量より1年間の太陽光発電の総量が多い住宅のことを指しています。
ただ、これだけですと、太陽光を屋根にたくさん載せる住宅という話になります。
しかし、そうではなく、もう1つ住宅の断熱性能も求められています。
・太陽光発電設置前の時点で、基準一次エネルギー消費量から20%削減すること
・外皮性能を地域区分ごとに省エネ基準を上回ること
以上、2点が課せられています。
国は2030年までに新築住宅の平均でZEHを実現することを目標としています。
ZEHにおけるエネルギー貯蓄
現状のZEHでは、蓄電池を設置している住宅はほとんどありませえん。
しかし、将来的に電気自動車が普及することで、自宅にてエネルギー貯蓄ができるようになることも可能かもです。
また、余剰電力の有効利用として、電気自動車を有効活用するという相互利用が見込まれています。
2018年頃から一部の「エコキュート」に昼間の余剰電力でお湯を沸かす機能が付いた機種がではじめました。
この機能を使うと蓄電池2KWh相当の効果があると言われています。
ZEHと屋根の関係
数年前までは、太陽光発電を住宅に載せるのは、売電目的がありました。
そのため、片流れ屋根にして、1枚でも多く屋根に太陽光パネルを載せたいという傾向がありました。
しかし、売電価格が下がってしまったので、最近の新築ではZEH用となっています。
そのため、通常の住宅なら4~5KWh程度の発電量で十分と考えられています。
この程度であれば、片流れ屋根にせず、切妻屋根で対応できます。
雨漏りやメンテナンスのことを考えるなら、切妻屋根がおススメとなります!
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