型式適合認定ってなに?
同一の型式で量産される建築設備や、標準的な仕様書で建設される住宅などの型式について、一定の建築基準に適合していることをあらかじめ審査し、認定します。
型式適合認定を受けていれば、個々の建築確認時の審査が簡略化されます。
主な事例としては、以下のようなものです。
・建築物の部分の設計仕様が、構造・防火・設備等の一連の規定に適合することについて型式適合認定を行うもの。・・・パネル、プレハブ住宅、戸建住宅の標準設計など。
・建築設備、防火設備等で、構造・防火・設備等の一連の規定に適合することの認定を受け、かつ型式部材等製造者認証を受けることが想定されるもの。・・・エレベーターやエスカレーター、浄化槽等。
型式適合認定を取っているものは、建築基準法の中で確認申請等審査を簡略化することができます。
住宅購入者側のメリット
購入者にとっては、認定を取得している住宅だから安心・安全のお墨付きをもらっていることだと思います。
建築は、他の工業製品とは違い一点物という特性があります。
職人さんの腕、評判など購入者では評価できないものです。
その不安を払拭するものが型式適合認定だといえます。
しかし、最近では、型式認定違反が発覚するニュースも多くありますので、安全・安心と信じていいのか、悩ましい所ですね。
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