安全・安心な平屋の日本瓦一文字葺き屋根を工事中です!!
こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
先日、ご紹介した平屋の物件が工事完了しました。
ガイドライン工法
棟部の施工に入りました。
もちろん、耐震性の高いガイドライン工法で施工しました。
ポイントの写真をお見せします。
①棟補強金物で躯体と連結
棟芯には、棟補強金物が入っています。
躯体と冠瓦を連結する重要な金物です。
②半端な大きさの瓦も緊結
カットした半端瓦も躯体緊結します。(釘・ビス・緊結線等)
③棟芯材を棟補強金物に留め付け
棟補強金物に棟芯材を留め付けます。
④のし瓦を左右で緊結
棟を跨いで、のし瓦同士を銅線などの緊結線で結びます。
⑤冠瓦を棟芯材に留め付け
冠瓦を棟芯材にパッキン付ステンレスビスで留め付けます。
これで、冠瓦が1枚毎に躯体と連結しました。
地震に対して、躯体と連結して揺れます。
土だけの旧工法と違い、倒壊することはありません。
⑥ガイドライン工法による棟の完成
下から見て、のしと冠瓦を結ぶ銅線は見えません。
ガイドライン工法を見分けるポイントです。
安全・安心な瓦屋根の完成!
安全・安心な瓦屋根の完成です。
一文字葺きの平屋の美しい屋根が完成しました。
屋根材の瓦だけではなく、屋根として長寿命になりました。
●すべての平瓦が緊結されています。
●ホールレス工法となっていて、下葺き材の暴露面に孔がありません。
●棟部も耐震性のあるガイドライン工法となっています。
●瓦以外の部材も耐久性が高く、通気可能なため腐朽・腐食のおそれもありません。
立派な木造建築に負けない屋根となりました。
おまけ
鬼瓦をよく見たら・・・
ほっぺに♡マークが2つありました。
この屋根にはたくさんの♡が入っています。 (^_-)-☆
神清からのお願い
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