瓦の耐久性について調べました。
日本での瓦の始まりは西暦588年以降に日本に渡って来たと言われています。
現存する日本最古の瓦は元興寺の瓦と言われています。1400年前の瓦が現役で使われていたそうです。
↑元興寺
しかし、現在の瓦の耐久性のデータはなかなかありません。評価方法がありません。そこで、古瓦(24〜100年前)を集めて、その物性がJIS規格(曲げ破壊荷重1500N以上)と比べてどのような違いがあるか調べてみました。
100年前の瓦は曲げ破壊荷重がJIS規格を下回りましたが、24〜80年前(4種類)の瓦はJIS規格を上回っていました。
さらにJIS規格が制定されて以降の24、32年前の瓦は現在生産している瓦と比べても見劣りせず、経年による物性の変化はほとんどないと思われます。
詳しくは (やまほんレポートNo.22 http://www.kamisei.co.jp/yreport/reimg/Report_22.pdf )をご覧ください。
瓦は経年劣化もほとんどない耐久性に優れた屋根材です。メンテナンス費用は他の屋根材(化粧スレート・金属屋根)に比べ過少です。築10年時、住宅ローンを抱えながらのメンテナンス費用はできるだけ抑えたいものです。新築時の重要検討ポイントです。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事
住宅調査・雨漏り調査
株
藭清(かみせい)
神谷 昭範(かみや あきのり)です
【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ
【資格】
ホームインスペクター
住管協ホームインスペクター
住宅メンテナンス診断士
(株)藭清ホームページ:
フリーダイヤル:0120-951-890
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