工事の概要
RC造アスファルトシングル屋根 瓦によるカバー工法
工期:1週間
築年数:20年
RC造アスファルトシングル屋根 瓦のカバー工法でリフォーム
RC造アスファルトシングル屋根を瓦のカバー工法でリフォームを行いました。
築20年でモルタル下地の上に施工されたアスファルトシングル屋根は膨らんだり、はがれたりして、かなり痛んでいました。
メンテナンスを検討しても、粘着ルーフィングを張るにしても、膨らんだ部分のアスファルトシングル屋根をはがす必要があり、費用が掛かります。
あらたに、ガルバリウム鋼板でカバーするにも、振動ドリルで下穴をあけるのが大変になります。
いろいろ試案した結果、瓦桟木をモルタル下地に留め付け、その瓦桟木に瓦をビス留めするカバー工法が振動ドリルによる下穴を減らすことができるとわかりました。
アパートでは、夜勤の方もいらっしゃるので、音が響く振動ドリルの使用を極力減らすことが作業時間を確保するポイントとなります。
簡単に、工事の様子をご紹介します!
RC造アスファルトシングル屋根のカバー工法
工事前
アスファルトシングル屋根は所々飛散していました。
また、シングル屋根の表面は丸く膨らんでいました。
工事中
アスファルトシングル屋根の上に直接、瓦桟木をコンクリートビスで留め付けました。
振動ドリルを使って下穴をあけ、ビス留めしました。
瓦桟木は通常より厚く、幅広い丈夫なものを使用しました。
シングル屋根のスリットが水の通り路となるため、縦桟木などは省略することができます。
瓦桟木をモルタル下地に留め付けできれば、後は通常の瓦施工とほどんど変わりません。
瓦によるカバー工法
瓦は瓦桟木だけにビス留めする形で留め付けます。
防災瓦を全数ビス留めするため、強風にも強い仕様となります。
瓦のビス留めは騒音が少ないため、住居者を気にせず施工できます。
平部の留め付けが終わると棟を留め付けます。
アパートの上なので、将来のメンテナンス性を考えて、乾式面戸を使用しました。
棟の冠瓦をビス留めして完成です。
RC造アスファルトシングル屋根のカバー工法ビフォー・アフター
施工前
施工後
RC造アスファルトシングル屋根のメンテナンスでお困りの方はお気軽にご相談ください。
重量を気にしないRC造ならではのカバー工法は、メンテナンスを心配しなくなるので、お客様から大変喜ばれました。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。