天窓のメリットデメリットをよ〜く知ってる屋根屋が教える採光リフォーム4つの方法!

みなさま。こんにちわ。

屋根から部屋を明るくし、人の笑顔を作りたい!!!
神清のDr.神谷です。

 

さて、家の中は常に明るくありたいもの。

うららかな陽の光が差し込むとそれだけで家族全体の雰囲気が良くなりますよね。

ただ、その「日光」を家に取り込むのが難しいというご相談をお受けしたりします。

特に都市部の住宅地の方からは以下のような悩み事でご相談をいただきます。

・隣接地に家やマンションが建ち、1、2階がとても暗くなった…

・念願の新築を購入したら、昼間、日が当たらない特に玄関・台所が思ったより暗かった….

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想定外の出来事で、家に陽が差し込まなくなる。
これって結構ツライですよね。

そんな「陽の光」を家の中に満たしたい!

という悩みに、今回屋根屋である神清が全力でその解決作をお教えしようと思います!!

 

【この記事はざっくりいうと...】

日光は体内リズムを正しくする効果がある!

それでは解決方法の前に、

なぜ太陽の光・日当たりが重要だと人は考えるのでしょうか?

太陽と人の健康には、関係があると言われています。

人は生来、1日の体内リズムは約25時間だそう
1日は24時間なので、自然と夜型にずれやすい傾向がある

子供の生活リズムが崩れやすいのは、ある意味自然なことなんです。

このズレをリセットしてくれるのが、朝の日光なんです。太陽すごい!

 

だから日光があるところは、顔が明るくなります。

笑顔になるのです。

そして、人のこころが明るくなるのです。

 

太陽の光は住宅の快適性の重要な要素と言えますね!

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それでは、日当たりをよくする解決策を考えてみましょう!!

 

方法その1:壁窓を設置(新築向き)

家の壁に大きな窓をつけるという解決法があります

それでは壁窓をつけた時のメリットとデメリットを紹介していきましょう!

壁窓のメリット:デザイン性が高く、換気性も抜群。

(素材参照:自然エネルギーを上手に活用。 築30年の家が「省エネハウス」に大変身!(1/4) – 快適リノベLIFE – NIKKEI 住宅サーチ

みてください!この明るい部屋!!

大きな壁窓がある部屋は採光性も高く、解放感もあります。

壁の向こうの風景を切り取ることで、奥行きも出ます。
また四季の感覚を家の中に取り入れるにもぴったりですね

 

さらに、部屋の換気効率を高める効果も期待できます

空気は冷えると下の方に溜まり、暖まると上の方に溜まる性質を持っています。
そのため、同じ部屋に高窓と地窓を設置して換気を行うと、地窓から冷気を取り込み、高窓から熱い空気を逃がすという流れが自然に出来ます。

同じ高さにある2つの窓を使うよりも、効率良く換気が行えるわけです。
特に地窓は夏の暑さを和らげる効果があるので、高い省エネ効果が期待されています。

参照:リショップナビ:https://rehome-navi.com/articles/481

このように空気の性質を使った「天然の空気清浄機」的な役割も果たしてくれるんですね。

壁窓のデメリット:立地場所に左右され、工事予算が高い。

周辺の環境や方角によっては、壁に窓をつけたけどあまり効果がありません

周りを高い建物に囲まれていると大きな窓があっても意味がないですよね。

また、工事が外壁・躯体・内壁とまたがり簡単ではありません。

単に、壁の一部分を切り抜くということですと、住宅の耐震性にも影響があるのでお奨めできません。

つまり、間取りの変更なども考えた大規模リフォームをお考えの方に適した解決方法と言えます。

費用も百万を超えるリフォームとなります。

 

 

方法その2:吹き抜けにする(新築向き)

1階が暗い場合に、吹き抜けにするという対応も考えられます。
建物の2階または数階にわたって天井がなく上下がつながっている空間のことを言いますね

吹き抜けのメリット:天井が高く解放感バツグン!家族の気配も常に感じられる。

とにかく天井が高く感じられるのが、吹き抜けの良いところ。
解放感だけで言えばこのリフォームは最高の方法でしょう!

陽の光が上から降り注ぐ感じはまさに教会や大きな美術館と同じ雰囲気を感じますね。

サグラダファミリア内観

吹き抜けのデメリット:工事費用が高く、光熱費も上がる可能性が…

吹き抜け工事はさらに大規模リフォーム工事となりますので、増改築の範疇となります。

築数年で検討するような採光リフォームとは、次元が違いますね。

子供たちが独り立ちして、居住者の人数が減る・2階に居住者がいないなどで行う部屋数を減らす大規模改修時には検討できる解決方法です。

費用はざっくりですが、何百万となります。

また、気になるのが「光熱費」がかかる可能性があるということ

部屋が細かく別れているなら、必要な場所だけ空調をつければいいですが、吹き抜けだとそうはうまく行きません。

シーリングファンライトを設置するなど、部屋の中の空気を常に回すと言うことが求められてきますね。

 

方法その3:天窓を設置(新築、中古住宅向き)

ここで屋根屋の本命「天窓」の登場です

屋根面に窓を付けて、太陽の光を取り込むというものです。

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天窓のメリット1:工事予算が安く、天井の熱を排出する役目も。

屋根から太陽の光を入れることができる天窓リフォーム。
青い空・夜空も窓越に見ることができます。

夜空・星空を見ることができるのは、ロマンチックですね~!

さらに、天窓には固定式と可動式があります。

固定式天窓

文字通り窓は固定され開閉ができないため、機能としては採光だけとなります

可動式天窓

一方、可動式とは手動・電動で窓の開閉ができます。(その分、高価にはなりますが。)

そのため、採光の機能以外に部屋の換気・家全体の通風にも役立ちます。

一階の南側の窓から2階の北側天窓へ家全体に自然の風がめぐります。

天窓は夏場、暑いという話をよく聞きますので、天井にこもった熱気を排気できる可動式がお奨めとなります。

このタイプの天窓設置リフォーム工事であれば、何十万円の費用で済みます

天窓のメリット2:都市部の一軒家は天窓をつけると家の価値も上がる!

また東京の老舗の屋根屋さん「石川商店」さんのサイトでもこのような記事が、

【結論】天窓はあるべき!つけるべき!

天窓(トップライト)を設置すると、屋根だけの事を考えると良くないけれど、一軒家の総合的な価値は大幅に上がるため、
一軒家に天窓はつけるべき(特に都市部)

ただし、
しっかりとした屋根の専門家が工事をすることが条件です。

「天窓」ありかも。一軒家の天窓に10年間反対してきた屋根屋が考察。天窓の進化が止まらない! | 石川商店

東京のような住宅密集地ですと、確かに採光の方法を考えた時に「壁窓」なんかは少し考えづらいかもしれませんね。

そうなって来ると「天窓」という選択肢が割と現実的だったりするのでしょう

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天窓のデメリット:雨漏りの心配。設置場所によっては難しい場合も。

屋根面に穴を開けるため、雨漏りしたという事例もたまに聞きます・・・

屋根工事の専門家は「雨仕舞:あまじまい」(流れ込む雨を確実に排水するしくみ)という考え方を学んでいます

大工など他の業者さんは、雨仕舞ではなく、防水(シール材で水の浸入を防ぐ)という考え方で雨漏りを防ぐ感覚です。

天窓の雨漏り対策は防水ではむずかしく、雨仕舞が必要なのです。なので天窓リフォームであれば、屋根工事屋さんに設置工事を頼むことがポイントです!

すでに、天窓は30年間、100万窓が日本の屋根に設置されているという大きな実績もあります。

また、設置場所によっては施工が難しくなる場合があります

以下のような家の場合を見ると、

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上の図のE(勾配天井/斜めになっている天井)には、スムーズに設置可能です。

しかし、

リフォーム時にA~D(水平天井)のパターンには設置することが困難です

仮に設置する場合には、採光リフォームだけではなく小屋裏・天井のリフォームも追加となるため、大幅な費用がかかってしまいます。

つまり、天窓は勾配天井の部屋の採光リフォームには適した解決方法といえます。

そこで、最後4つ目の解決方法をご紹介いたします。

 

方法その4:新型天窓「スカイライトチューブ」を取り付ける(新築・中古向き)

比較的新しい考え方の天窓、筒型の天窓があります。

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スカイライトチューブのメリット:雨漏りの心配がなく取り付け場所を選ばない。工事費用も安い!

上写真は水平天井から照明器具のように室内を照らしているものです。

(先ほどの図の経路でいいますと「B」のタイプとなります。)

筒型というのは照明部分が丸いからではありません。

屋根面から水平天井までを内壁が高反射となっている筒・チューブをつないで太陽の光を導いているからです。

チューブはこんな感じ。

光ファイバーの線が太い管となって光を導いているのです。

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これなら、先程の図のA~Dに設置可能です。
チューブを繋げれば、2階から1階への太陽の光の導きも可能です。

費用も何十万円程度と通常の天窓設置と変わらず、小屋裏・天井のリフォーム費を考えればお値打ちと言えます

壁窓や吹き抜けの費用と比較すると大幅に安価となります。

新型天窓は採光リフォームの可能性を拡げる新しい解決方法といえます。

スカイライトチューブ設置のビフォー・アフター

新型天窓による採光リフォームのビフォー・アフターはこんな感じです。

電気を点けないと生活できないお部屋も一変します。

子供部屋の場合

【ビフォー】うすぐらい子供部屋が…

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【アフター】こんなに明るく可愛らしく!!

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上は子供部屋のビフォー・アフターです!

子供は太陽の光が当たる部屋で、過ごさせたいですね~!

陽当たりがいい部屋と悪い部屋では、子供の勉強の成績が違ってくるとも言われていますよ~。

 

洗面所の場合

【ビフォー】薄暗い洗面所が…

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【アフター】陽の光でこんなに明るく!.

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朝、奥様方は電気による照明を使わずに太陽の光を浴びて自然の色合いの中で、お化粧できるのは憧れではないでしょうか?

ナチュラルなメイクもバッチリできますよ!

スカイライトチューブのデメリット:固定式なので換気はできない。

スカイライトチューブは固定式の天窓です。
なので、換気はできません

ただ、もともとが「自然の光」を届けるのに難しい場所に光を届ける装置として生まれたものですので、

健康な光を家の中でたくさん浴びたい!

という方にはぴったりな方法だといえます。

 

 

【まとめ】採光リフォームは「築年数」「予算」「立地」「換気」で選ぼう!

さて、最後にあなたにはどの採光リフォームがあうか、チェックして見ましょう!

注目すべきポイントは、4つ。

①築年数:「新築」or「中古住宅」

②予算:「余裕がある」or「抑えたい」

③家の周りの立地:「遮蔽物がなし」or「遮蔽物あり」

④換気or雨漏り:「換気性が良い」or「雨漏りしたくない」

このポイントを組み合わせて見ていきましょう。

「壁窓」に向いている人は…

「新築」

「予算に余裕がある」

「遮蔽物なし」

「換気性が良い」and「雨漏りを気にする」

「吹き抜け」に向いている人は…

「新築」

「予算に余裕がある」

「遮蔽物あり&なし」

「雨漏りしたくない」

「天窓」に向いている人は…

「新築or中古」

「予算を抑えたい」

「遮蔽物あり」

「換気性が良い」

新型天窓「スカイライトチューブ」に向いている人は…

「新築or中古」

「予算を抑えたい」

「遮蔽物あり」

「雨漏りしたくない」

 

といった感じになりますね。

大規模リフォームをご検討の方は、壁窓・吹き抜け設置を・・・

お金を掛けずに、でもなんとかしたい方は、

小規模リフォームで設置可能な天窓・新型天窓を・・・

愛知でお部屋が暗いとお悩みの方は、屋根&日当たり問題の専門家、神清(かみせい)へ

お気軽に、まずは悩みをご相談くださいね~! 

いっしょに、いい案を考えましょう!

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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