「屋根の長寿命化」という講演会に参加しました!
「屋根の長寿命化」、とても大事なテーマですね!
屋根の長寿命化をテーマとした、透湿ルーフィング協会のセミナーが開催されました。
屋根のマニアックな講演会などので、人が少ないかな?と思っていたら、結構入っていました。
会場は満員で、100名ぐらいとびっくりです!
屋根の長寿命化には、透湿ルーフィング
「透湿ルーフィング」って、何?ですよね。
透湿ルーフィングとは、瓦の下に使われる防水シートのことです。
防水しながら、湿気は排出するという優れものです。
屋根の長寿命化には、MDF(エムディエフ)
MDFという全く聞いたことがない言葉もありました。
これは、大建工業さんが発表された内容ですが、
MDFとは木質ボードの中の1種類です。
フローリングや造作材として、使われているものですが、新たに屋根の野地板用に開発されたものです。
屋根の野地板には、構造用合板を使用する場合が多いのですが、不具合もあるので、それを解決できる優れものです。
屋根の不具合とは?
屋根の不具合とは、野地合板の結露・カビ・腐朽などです。
見えない屋根に、問題があるようです。
それを解決する新たな提案として、以下のものが提案されました。
粘土瓦+透湿ルーフィング+MDF野地板
透湿性の高い、粘土瓦・透湿ルーフィング・MDF野地板の3つを使用することで、水分を排湿することができる呼吸できる屋根が実現できます!
講演会では、50年、60年、80年との寿命も出ていて、これからの長期優良住宅には、持ってこいの屋根だと思いました!
長持ちしすぎて、屋根の仕事がなくなってしまうと心配してしまうほどです!
でも、家を建てるお客様からするとお得な提案ですよね。
最後に、アカデミックに、土屋名誉教授からご講演がありました。
現在、不具合が急増している片流れ屋根、3方パラペット屋根の結露問題を透湿ルーフィング+MDFでらくらく解決という実際の不具合事例とシミュレーションを交えてのご発表でした。
これからも屋根に関して、いろいろと勉強して行こうと思います。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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