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スーパー台風19号が首都圏に上陸の可能性があります!
台風15号での千葉県の被害で恐怖を感じている中、スーパー台風19号が今日、首都圏を再び襲いそうです。
とくに、横浜・東京側のコースを通ると街中特有の被害も発生する可能性があります。
昨年台風21号は大阪を昼間に通過したので、恐ろしい動画がたくさん撮影されています。
街中では、大判の金属屋根がかたまりとなって飛散します。
街中の外出は厳禁です!
昨年の台風21号の大判の金属屋根が飛散する恐怖をご覧ください!
昨年台風21号大阪で飛散した大判の金属屋根!
大きな塊となって飛散する金属屋根
縦葺きと思われる金属屋根がけらば(屋根の端)からバリバリと連結して大きな面のまま飛散しました。
長さ10mはあると思われるガルバリウム鋼板立平葺きが幅も数m連なって、飛散していました。
飛散している感じは紙のような軽いものが飛んでいるように見えますが、
例えば、10m×10mですと、約400㎏の金属屋根がかたまりとなって、空を舞っていることになります!
この屋根が落ちた先がとても心配です。
この手の動画はたくさんありましたので、至る所、危険な状態が起きていたようです。
実際に、大阪では4階建ての建物から金属屋根が飛散して舞い、100m程度離れたマンションの10F近くの部屋へ突き刺さり、住人が亡くなる事故がありました。
低層の住宅の屋根でも大判となって飛散していました。
アパートやマンション以外の普通の住宅の屋根でも飛散していました。
隣家の太陽光パネルまで飛んでいきそうでした。
金属屋根は幅約450mmピッチで留め付けられているので、大判で飛散してしまうことが不思議です。
住宅の金属屋根などは雨漏りや結露で野地板・たるきが劣化し、くぎ・ビスの保持力が低下していたことも考えられます。
とにかく、大判で飛散するというのが金属屋根の特徴です。
カバー工法した金属屋根が飛散していました!
屋根の上にカバー工法した金属屋根だけが全面的に飛散していました。
カバー工法したときの施工に問題があったのか?
カバー工法の設計に問題があったのか?
既存の屋根は残っているので、金属屋根のカバー工法に問題があったとは言えるでしょう!
先日の千葉県でも、金属屋根のカバー工法が新旧重なって飛散していました。
臭いものにフタをしても、根本を直さないとだめだということです。
カバー工法には、注意が必要です!
飛散した金属屋根は凶器です!
飛散した金属屋根はとても危険です。
大きな面のままで飛散したガルバリウム鋼板立平葺きが電線に引っかかっています。
これも軽るそうに見えますが、約50㎏はあると思います。
これに当たったらと想像したら・・・。
周辺の建物への被害もありました。
飛散したガルバリウム鋼板立平葺きがマンションのベランダを破壊していました!
ベランダの手すりが切断されているので、かなりの衝撃だったと思います。
こちらはベランダのガラスがバリバリに割れています。
YouTubeでは金属屋根がほとんどでした。
YouTubeを見た感想としては、金属屋根がとても多く上がっていました。
街中特有の現象とも言えます。
マンションにお住いの方も金属屋根による窓ガラスの破損には、気を付けましょう!
先程も書きましたが、大阪では、マンションの10Fに住む方が金属屋根に当たって、亡くなっています。
金属屋根が飛散した原因に注目です。
金属屋根は2007年に耐風仕様が明確化されたと思います。
それより前のものに被害が発生したのか?
それとも野地板の劣化が原因で飛散したのか?
金属屋根は住宅において増加傾向なので、飛散した原因には今後注目したいです。
まとめ:金属屋根が気になっている方はYouTubeを見ておきましょう!
金属屋根が気になっている方は昨年の大阪の様子をYouTubeで見て置きましょう。
YouTubeで「台風21号 屋根」と検索すると数々の動画を見ることができます。
まだ、何かできるかもしれない耐風対策が思いつくかも?です。
養生テープはもう売り切れとなっているようですので、窓ガラスの内側にダンボールを貼るなどもガラス飛散防止の効果があるようです。
この場合は、ガラス面に貼るわけではないので、粘着力の強い梱包テープでも大丈夫です。
スーパー台風なので、大きな被害が発生しないように、自分で減災を心がけましょう!
国の研究機関で行われた暴露試験では、金属屋根の野地劣化が確認されています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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