伊勢神宮で気付いた屋根の色々
先日、参拝したとき、気になった屋根(レアキャラ)がいくつかありました。
参道でのしゃちほこ(鯱)
瓦屋根の棟に載っていた、しゃちほこに長いひげがついていました!
ひげも瓦なのか?とても気になりましたが、少し遠くだったので、判断付かず。
焼き物だったら、すごい技術だと思います・・・
神宮内で販売されていた神棚
伊勢神宮内で販売されていた神棚に目が止まりました!
名前は板葺神棚(いたぶきかみだな)。
神棚の名前が屋根の葺き方となっています。
こちらは、茅葺神棚(かやぶきかみだな)。
茅葺屋根の仕様で高級品となっています。
古来は屋根が雨(水)から建物を守るということで、重要視されていたことがわかります。
境内の銅板葺
境内に銅板葺の屋根がありました。
よく見ると部分的に、歪んでいます。
この現象は他の屋根にも発生していました。
金属屋根は寒暖により、金属の伸び縮みが大きいから歪んだのかな?
今まで、何度も参拝に来ていましたが、初めて気が付きました。
メンテナンス済みを見つけた!
メンテナンスをどうするのかな?と眺めていました。
すると、その答えとなる屋根が現れました!
赤丸の部分の金属屋根の色が変わっています。
これは、この範囲を葺き替えたからです!
金属屋根は歪みが発生するとその部分全体を葺き替えなければならない屋根材であることがわかります。
メンテナンス費用はかかりますが、建物を守る上では、必要ですね!
屋根マニアが感じたこと。
めったに見ることができない屋根を見ることができました。
銅板葺が部分的に歪む現象。
それを直すために、広範囲に葺き直す必要があること。
茅葺屋根の神棚。
たくさんのレアキャラを見つけて、満足でした!!
神清からのお願い
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