目次
屋根塗装で色を選ぶときのポイント
屋根塗装で色を選ぶときのポイントは、まずは新築時の色から変更するかどうかです。
変更する場合は、以下のような選び方があります。
- 外壁との相性を考えるようにする。同じトーンの色で組み合わせる。
- 庭や周囲の環境との相性を考えるようにする。例えば、植物を多く植えている家であれば、グリーン系の色を選択するなど。
- 意外と屋根の色は個性的な色を選んでも大丈夫。
- ただし、屋根と外壁の両方ともが別々の奇抜な色は避ける。景観・住環境に合った色を選ばないとご近所付き合いに壁が出来てしまう恐れがあります。
屋根塗装で見本となるオススメの5つ色
屋根塗装で見本となるオススメの5つの色を紹介します。
- グレー系
- ブラウン系
- ブラック系
- 白系
- グリーン系
それぞれについて次の章から詳しく解説していきます。
【屋根塗装で見本となる色】①グレー系
グレー系は、昔から日本では新築住宅で多く採用される人気のカラーです。
グレーは社寺仏閣・お城の瓦屋根の色となっていて、瓦屋根の代表的な色です。
グレーは黒よりも熱を吸収しにくく、白よりも汚れが目立ちにくいなどの特徴があります。
また、どのような色の外壁にも合いやすく、飽きがこない色という印象があります。
【屋根塗装で見本となる色】②ブラウン系
ブラウン系は、外壁の暖色系と同系色となり。昔から多くの方に好まれる色です。
外壁との調和がとれやすく、長く楽しめる色と言えます。
ブラウン系と言っても、チョコレートブラウンやこげ茶色から赤系に近い色もあり、色のバリエーションも豊富で、外れがないと思います。
【屋根塗装で見本となる色】③ブラック系
屋根の色といえば、古くは日本海側の町並みにブラック系の色が使用されていました。
スレート屋根では、ブラック系が代表的な色と言えます。
ブラック系の屋根の色は、どんな外壁の色にもマッチします。
ブラック系は、屋根に重みを持たせることができるため、外観に安定感が生じさせることにつながります。
【屋根塗装で見本となる色】④白系
白系の色は、見慣れていないので敬遠されがちですが、夏の暑さ対策として考えるならオススメです。
汚れに関しては、外壁で白系を使用されることも多いので、あまり気にならないと思います。
近年、夏の暑さ対策として遮熱塗料が注目されているけれど、遮熱塗料を使わなくても屋根塗装の際に白色を選択するだけで、屋根の表面温度を抑える効果が高いです。
黒系やブラウン系の遮熱塗料よりは、白系の普通の塗料を使用した方が後悔が高いと言えます。
屋根の遮熱塗装について詳しくはこちらの記事で解説しています。
屋根塗装で遮熱塗料を使うのは効果的?メリットとデメリットを解説
【屋根塗装で見本となる色】⑤グリーン系
グリーン系は人気の色の1つで、特に自然に囲まれている家ならナチュラルに溶け込む色でオススメです。
スレート・金属屋根では、黒・茶・緑が代表的な色となっています。
グリーンは緑青に近い色と色濃い深緑の2つタイプが多いです。
イメージと実物が事ならないようにしよう
色選びをこだわり過ぎると、イメージと実物がギャップを生むことがあります。
サンプルなどの色をおよその色とお考えください。
サンプルの色は屋外では、見え方が1~2段階明るく、色が薄く感じることがあります。
対策としては、予め少し暗めの色を選んでおいたり、実際に屋外で確認したりすることが大切です。
色には面積効果と言って、同じ色でも面積によって違った見え方をする現象があります。
明るい色は小さなサンプルの色と比べて、大きな面積になるほどより色が明るく見えてしまいます。
暗い色は逆に大きな面積になるほどより暗く見えてしまいます。
また、太陽光のあたり具合でも見え方が異なるため、色の細かいこだわりはやめておきましょう。
屋根の塗装に必要な費用はどれくらい?
屋根の塗装費用について、一般的な2階建てのスレート屋根の場合(30坪前後の大きさの建物・塗り面積が60~80㎡程度)は、40~60万円程度を目安としてください。
ただし、あくまで目安のため、塗装の種類、屋根材の種類や劣化状態、建物の立地、大きさや形状などによって金額は変わってきます。
スレート屋根の場合は、お見積もりに縁切りが含まれているか、必ず確認してください。
縁切り費用が含まれていないと縁切り作業を行わない手抜きを行う可能性がありので注意しましょう。
屋根塗装の費用相場について詳しくはこちらの記事で解説しています。
【まとめ】後悔しないように色選びは慎重に
屋根塗装で色を選ぶときのポイントは、まずは新築時の色から変更するかどうかです。
変更する場合は、以下のような選び方があります。
- 外壁との相性を考えるようにする。同じトーンの色で組み合わせる。
- 庭や周囲の環境との相性を考えるようにする。例えば、植物を多く植えている家であれば、グリーン系の色を選択するなど。
- 意外と屋根の色は個性的な色を選んでも大丈夫。
- ただし、屋根と外壁の両方ともが別々の奇抜な色は避ける。景観・住環境に合った色を選ばないとご近所付き合いに壁が出来てしまう恐れがあります。
夏の暑さ対策を優先する場合は、白系の色をオススメします。
屋根に関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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