スレート屋根はどんな屋根形状がいいの? 寄棟屋根がいいですよ!

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スレート屋根はどんな屋根形状がいいですか?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(カミセイ)のDr.神谷です。

「スレート屋根にするなら、どんな屋根形状がいいですか?」とご質問をいただきました。

今まで、考えたこともなかったのですが、屋根のリフォーム、雨漏り補修、結露調査などを行っている立場から真剣に考えてみました!

片流れ屋根はお勧めしない!

まず、最近流行りの片流れ屋根はお勧めしません。

雨漏り事例が多いので、何か特別な理由がなければ、パスした方がいいでしょう。

切妻屋根VS寄棟屋根は?

切妻屋根と寄棟屋根ではどちらがいいでしょうか?

2、3年前までは、切妻屋根をお勧めしていました。

その理由は、太陽光パネルを設置する可能性を考えると太陽光パネルを設置しやすい屋根にしておいた方が損はしないからです。

しかし、太陽光発電の余剰買取価格が低下したことで、屋根にたくさんパネルを設置する意味がなくなりました。

今は寄棟屋根をお勧めします!

今は寄棟屋根をお勧めします。

家のメンテナンス費を考えると寄棟屋根がいいと思います。

①外壁の面積が減る

②けらば部がないので、野地劣化リスクが少ない

 

①外壁を10~15年で塗装する必要があるので、寄棟屋根の方が外壁面積が小さくなります。

②スレート屋根はけらば部から雨水浸入が発生します!

スレート屋根のリフォームでスレート屋根をはがしてみると、けらば部の水切りに土ほこりが堆積しています。

水切りに土ほこりが堆積すると雨水が流れることができず、オーバーフローしてルーフィング上に雨水がまわります。

スレート屋根の留め付け釘孔から野地合板へ浸水し、野地劣化が発生します!

切妻屋根はけらば部がありますので、野地劣化リスクが高いといえます。

寄棟屋根はけらば部がないので、安心です。

まとめ:スレート屋根は寄棟屋根をお勧めします!

スレート屋根のけらば部は雨水浸入リスクが高いので、切妻屋根はお勧めできません。

片流れ屋根はさらに、けらば部が多くなるので、ご注意ください!

将来のメンテナンス費を考えると寄棟屋根をお勧めします!

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