雨漏りしやすくて、やばいデザイン!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
雨漏り修理を依頼される物件の中には、建物の設計から雨漏りしやすくなっているのでは?と感じるものがあります。
先日出会ったのは、貫通部がやたらに多いデザインのものでした。
室内の丸い柱周辺とそれから1m程度離れた部分に雨漏り痕がありました。
新築時から雨漏りしているような雰囲気でした。
その上を見ると陸屋根(りくやね)(平らな屋根)でした。
陸屋根の上にも、先程と同じ丸い柱が出ていました。
つまり、丸い柱は陸屋根を貫通して、さらにその上まで突き出ていました。
その1m際には、ガラスを支えるフレームの柱がありました。
この位置は先程の雨漏り痕の真上の位置でした。
これら貫通している柱の周辺に雨漏りが発生していました。
さらに、鉄骨の梁が建物内部から外部まで貫通して設置されていました。
なぞなのですが、梁が室内側に下り勾配で傾斜していました。
壁の貫通部が水下側となっています。
梁の伝い水が室内側へ入り込む構造となっていました。
他にも、屋根材を貫通している柱もありました。
屋根材の貫通部をシーリングだけで止水するのは難しいですよ!
どの貫通部も雨漏りに絡んでいました。
建物の設計から雨仕舞を考えてくださいね!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。