中古住宅の売買時、住宅調査/あんしんくんを実施しました!
みなさま。こんにちは。
ホームインスペクターの神清(かみせい)・神谷です。
先日行った住宅調査/あんしんくんの内容を簡単にご紹介します!
建物状況調査(インスペクション)に関する規定が2018年4月1日から施行されたので、これから少しずつ、この言葉を耳にすることもあるかも?です。
中古住宅の売買時、インスペクション事業者をあっせんできるか記載するとか、インスペクションが実施された場合はその結果を説明するとか、売主・買主双方で確認することなどが行われるそうです。
インスペクションって聞くとなんか、むずかしいことのように感じますが、建物の状態を簡単にチェックすることだと思ってください。
これから、中古住宅を購入しようと思っている方は、自分の見た目だけで購入するのは少し怖いですよね!
購入したのはいいけど、住んでみたら雨漏りするなんていうのは、絶対避けたいことだと思います。
どの程度のものか、第三者にチェックしてもらうという仕組みです!
住宅調査/あんしんくんの内容は?
目視や簡単な検査機器をしようして、木造住宅の現在の状態を調べます。
インスペクター(調査員)と屋根屋としろあり業者の3人で行います。
調査する範囲は、屋根、各部屋、床下、小屋裏、外構などです。
1棟約2時間、その後、報告書もついて、54,000円~とお安くなっています。
報告書の表紙です。(約40P以上のボリュームとなります)
何がわかるの?
屋根/屋根に上がって、屋根材の劣化・不具合を調査します!
小屋裏/小屋裏に入って、雨漏りの有無を調査します!
外壁/外壁を目視します。塗装の劣化なども確認します!
室内/室内の傾き、扉の開閉などを調べます。
レベル計を使って、部屋の傾きを調べます。
キッチン/台所の水まわりを確認します。
浴室/浴室の破損、変形などを調べます。
お手洗い/便器の種類などを調べます。
床下/床下に潜って、蟻害の有無や湿気の状態を調べます!
基礎/基礎のひび割れ、鉄筋の有無などを調べます!
見ただけでは、報告書をもらってもよくわからないですね。
少し問題がある部分を劣化事象としてピックアップします。
最低、補修が必要な部分をお伝えします。
補修した場合の概算もお伝えします。
結果、中古住宅を購入後、リフォーム費用がどの程度必要なのか、目安となります。
何がわからないの?
耐震性能は調査できません。
着工時期からどの耐震基準で建てられているのか、判断する程度です。
断熱性能もわかりません。
同様に、着工時期から判断します。
まとめ:中古住宅の売買時、インスペクションを実施しましょう!
中古住宅の売買時、インスペクションを依頼しましょう!
特に、売主は思い切って、依頼しましょう!
雨漏りなどの有無を確認することで、後からクレームを付けられることもなくなります。
住宅の評価も客観的にみることができますので、計画が立ちやすくなると思います。
同じ住宅調査をするなら、あんしんくんはお勧めです!
屋根・小屋裏・床下を専門家に確認してもらえるので、安心度はさらに上昇しますよ!
神清からのお願い
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