キューブ型住宅ってなに?
キューブ型住宅とは、外観が四角い住宅のことを言います。
デザインがシンプルで洗練された印象で、最近、急増しているようです。
キューブとは、日本語では立方体の意味です。
上の写真のように完全にシンプルな箱型以外にも、大小の立方体が組み合わさったものも多いです。
完全な箱型タイプの場合、屋根はパラペットが立ち上がったフラットルーフになっています。
フラットルーフの端部はパラペットが立ち上がっています。
(パラペットは外周部の先端にある低い壁のことです。)
また、屋根がわずかに傾斜しているタイプのキューブ型住宅もあります。
屋根の勾配は、0.5~1寸と緩い勾配の屋根が多いようです。
このような緩い勾配の屋根は、立平葺き・瓦棒葺きなどの金属屋根の縦葺き屋根材となります。(上の写真は心木無し瓦棒葺きです。)
キューブ型住宅の注意点
キューブ型住宅には、雨を軒で避けられないために、壁に直接当たってしまうというデメリットがあります。
そのため、紫外線による壁の早期劣化が起きます。
メンテナンスを定期的に行わないと雨漏りが発生しやすくなります!
また、屋根においては、フラットルーフの防水層も早期劣化しやすいです。
緩い勾配の屋根においては、軒先部の劣化が発生しやすいです。
ポイントまとめ
・キューブ型住宅のメリットは、デザインが人気!
・キューブ型住宅のデメリットは、屋根・壁の早期劣化が発生!
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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