鬼瓦ってどんな種類があるの? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    社寺仏閣や日本瓦屋根には、鬼瓦が設置されています。
    たくさんの鬼瓦の種類があります。
    代表的なものを簡単にご紹介します!

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鬼瓦ってどんな種類があるの?

和風住宅には、鬼瓦が設置されています。

社寺仏閣では、屋根の大きさにバランスが合うように、大きな鬼瓦が設置されています。

大変、たくさんの種類の鬼瓦があり、すべてを把握しているのは、鬼瓦製造メーカーぐらいだと思います。

三州瓦には、「三州鬼瓦総合カタログ」が準備されています。

何百種類の鬼瓦がご提案できるようになっています。

その三州鬼瓦総合カタログの中から、主だった種類を簡単にご紹介します!

並鬼(なみおに)とは?

「並」とは、鬼瓦の種類の中で、上ランクではない、並の鬼瓦という意味で名づけられた鬼瓦です。

「足付」(あしつき)とは、鬼瓦の頭の部分と足の部分に分かれているものを呼びます。

「1」は三州鬼瓦総合カタログの中の種類番号です。

「SIZE」は鬼瓦の大きさで、準備されている大きさを表しています。

4~9寸まで用意されています。大きさの単位は「寸」(すん)となります。(1寸=30.3mm)

並鬼には、その他にもいくつかあります。

上の鬼瓦は、並一文字(いちもんじ)鬼瓦と言います。

「一文字」とは、鬼瓦の下端が一文字(直線)に造られた鬼瓦のことです。

下り棟や隅棟などで使われます。

カエズとは?

「カエズ」とは、鬼瓦の中では簡素な形状のものを言います。

海津形鬼(かいづがたおに)ともいいます。

「又ギ」(またぎ)とは、鬼瓦の据付け位置による呼称で、鬼瓦に棟巴瓦(むねともえ)が喰い込むような形状の鬼瓦のことです。

カエズ一文字もシンプルな形状で、下が直線の鬼瓦です。

数珠掛(じゅずかけ)とは?

「数珠掛」とは、鬼瓦の周囲に数珠と言われる半球状、又は円形の模様が付けられている鬼瓦です。

「鬼面」(きめん)とは、鬼の顔を彫刻的に扱った鬼瓦のことを言い、顔が立体的なものを指します。

一方で、顔が平面的な鬼瓦を「古代鬼面」と呼びます。

ここまで、85種類となっています。

例えば、大きさが6種類・色が10種類とするとすでに、5000種類あることになります。

 

 

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