軒先のデザイン瓦
瓦屋根は軒先部の瓦のイメージが強いと言われています。
この写真のような大きな建物では、軒先部のイメージはそれほど強くありません・・・一般的な住宅とは、ちょっと違うかな?
日本瓦の軒先部は、数多くの種類が存在しています。
F形瓦や化粧スレートなど、他の屋根材では軒先は1種類です。
日本瓦、独特の思想・文化が反映されている場所となります。
軒先瓦の代表例
万十軒瓦
もっとも多く使用されている瓦ですs。
丸形状が印象的ですね!
一文字軒瓦
きれいに仕上げるために、焼き上がった瓦1枚1枚を職人さんが手で加工する高級品です。
この一文字瓦葺きは高度な熟練の技術が必要です。
しかし、プロが施工した一文字軒を見ると一般の方でも、きれいで高級感な屋根だな~と感じていただける瓦・デザインとなっています。
京花軒瓦
表面の部分に、柄(がら)が入った軒瓦。
柄の種類は、時代・地域性によって、異なっている。
聞いた話ですと、この柄によって、江戸時代の瓦なのか?明治時代の瓦なのか?判断できるそうです・・・(いきなり、伝統を感じますね~)
野郎(やろう)軒瓦
野郎(やろう)という名前のわりには、きれいなデザインの瓦だと思います。
万十軒のような出っ張りがないため、スッキリするのかな?
これも瓦の焼きねじ(焼成時の歪み)を職人さんが瓦1枚1枚を加工することで、より綺麗になる商品です。
紋入り指定軒
お施主様の家紋などを軒先の部分に入れた商品です。
店舗や社寺、御屋敷には、高級感をできるアイテムとなっています!
軒先瓦が一番目を引く
日本瓦屋根では、軒先が一番、目を引く部分となります。
何十年と続く屋根となりますので、デザインにこだわってもいい部分ですよ~!
紋入り瓦などは、オリジナルデザインとなりますので、いかかですか?
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