木材保存 Vol.47 No.4に掲載されています
公益社団法人 日本木材保存協会さんの定期雑誌「木材保存」2021Vol.47 No.4号に夏型結露の解説記事が掲載されました。
木材保存の協会の専門誌です。
私は正直、初めて拝見した雑誌です。
論文も掲載されていて、かなり技術者向けとなっているようです。
実験した「見える化による夏型結露の徹底検証」
弊社実験棟で行った夏型結露を見える化した実験について、10ページにわたって、掲載されています。
土屋名誉教授が解説されていますが、データなどのまとめをお手伝いしたので、私の名前も載せていただきました。
詳しい内容は、「木材保存」をご覧ください。
弊社の実験は、愛知県半田市にあります。
そこで、4月~10月ぐらいの期間、夏型結露が壁内に発生することを確認しました。
通気層・防湿シート・断熱材等の施工ミスがなくても発生するのです。
サイディングの通気工法でも発生
サイディングの通気工法でも夏型結露は発生します。
これから、ますます温暖化により夏暑くなりますので、昼間、エアコンで冷房を運転し続けることになるでしょう。
実験より、温暖地域で冬の断熱仕様に重きを置きすぎると夏型結露リスクが高まることがわかりました。
実際、愛知県でも夏型結露で大改修をせまられる建物がありました。
是非、ご参考にしていただければと思います。
夏型結露に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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