2021年改訂版 瓦屋根標準設計・施工ガイドラインの本が発刊されましたよ

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瓦屋根の施工の基準であるガイドライン工法が
改訂されましたよ

この度、瓦屋根の業界団体から
施工の基本となるガイドライン工法の
改訂版が発刊されました。

「2021年改訂版 瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」です。

発行は屋根業界の製造・施工団体が
連名で出しています。

一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)
全国陶器瓦工業組合連合会(全陶連)
全国PCがわら組合連合会
一般財団法人日本建築防災協会(建防協)

です。

監修として

国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)
国立研究開発法人建築研究所(研建)

です。

このガイドラインは阪神淡路大震災後に策定されました

2021年改訂版が発刊される前は
2008年(平成13年)に発刊されました。

平成7年に発生した「阪神淡路大震災」で
関西地区が被災し多くの方がお亡くなりになられた事を
受けて建築・建設業界全体で全ての建築基準法が
見直され日本各地にある耐震実験施設で
数々の耐震実験が行われ、我々の粘土瓦業界も
製販工一体となって実験・試験を行い設計・施工基準を
作りあげました。

それが13年振りに改訂されました。

2019年の台風による被害で改められました

2019年に千葉県で大きな被害をもたらした
台風15号の影響で改めて「ガイドライン工法」で
漏れていた部分的な工法や耐風圧による被害を
減らすために改めて追加試験を行いました。

多くの皆さんがこの改訂に関わりました。
どうぞ、ご存知ない方は改訂版を手にとって
今後の安全安心な住宅の屋根作りに
お役立ていただきたいと思います。

<(_ _)>

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