本葺き瓦の引上げ試験(ガイドライン工法実証実験)を三河窯業試験場で行いましたよ (^o^)/

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瓦の引上げ試験でした・・・

高浜市と碧南市の境にある「あいち産業科学技術総合センター
産業技術センター 三河窯業試験場」で瓦の引上げ試験を
愛知県陶器瓦工業組合の施工技術委員会が開催して
市場広報委員会からもお手伝いの要請がありましたので、
三日間にわかれて手伝い参戦です。

今日はS形瓦の袖部・本葺き瓦の引上げ試験を
行いました。
令和4年1月1日から瓦屋根標準施工ガイドライン工法の
改訂版が施行されました。

そのれに掲載されていない施工方法の補完試験として
行われています。

特に「本葺き瓦」は寺社仏閣で多く施工される
三州瓦で今までは伝統工法としてスルーされてきていましたが、
キチンと実証実験をする事で安全ほ確認する事のようです。

まずはS形袖瓦の引上げ試験です

引上げ試験機の試験方法に合わせてS形瓦を
取り付けてます。
この試験はやるまでもなく合格する事は見えて
いますが、試験データをとり窯業試験場に
試験結果を出してもらう事が重要ですので、
行いました。

もちろん持ち上げる事もなく合格です。

本題の「本葺き瓦」の実験に入ります

本葺き瓦は本平瓦を丸瓦が押さえて施工されます。
もちろん、本平瓦はスクリュー釘で野地に緊結されます。
丸瓦は野地に緊結された銅線にくくられます。

順番に施工されていきます。
本平瓦は重なり幅が大きくて全体としては
思い屋根になります。

測定機械に施工されました。
真ん中の三枚を引っ張り上げて本平瓦の
体力を測定してガイドライン工法に該当するか?を
確かめます。

実験がスタートです。

本平瓦を150回繰り返し引上げます。
それに伴って「丸瓦」は持ちあがりますが、
銅線で緊結されているので、下がる時には
自然ともとの位置に納まります。

150回の引上げ試験に合格した後は
耐力を測定するために瓦が外れるまで引き上げて
耐力を測定します。

その後、丸瓦単体の引上げ試験を
行いました。

全て合格で耐力はある事確認できて
今回の三日間に及ぶ補完試験は無事に終了です。

お疲れ様でした。

 

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